今回のテーマは「2023年6月の電気代」です。
こんにちは。ぽへです◆
電気代定期レポート、2023年6月分の電気代が確定したので記事にしました!◆
6月は梅雨...じめじめと蒸し暑いですね。窓開けてもじめっとした空気ですし...💦
我が家はエアコン一台で除湿も順調順調✨
少しずつ中間期→梅雨の様相になってきましたかね?光熱費は実際のところどうなのか?
HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。
さて、今回のクイズはこちら!
Q. 6月の自家消費率は?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
電気代の請求に震える…!
我が家の電気代
さっそくですがまずは先月の電気代から。
2023年6月分(20230522~20230620):7,786円でした。
先月と比較して、また少し安くなりました!🎉
また先月と同様、以前よりも「燃料調整費」の割合が大きく下がっています。
これは「電気・ガス価格激変緩和対策」によるもので、2023年1月使用分(2023年2月の請求分)より、燃料調整費が7円/kWh 抑制されています。
この政策のおかげで、今月の燃料調整費は1.07円/kWhとなっています。
ちなみに私が入居してから1年間の推移はこちら。
※下の%は「電気料金のうち燃料調整費が占める割合」です。
上記政策がなければ、燃料調整費は8.07円/kWh。入居前から続いてきた燃料調整費の上昇がやっと減少に転じ、家計への負担も少し和らいできました。
2023年1月なんて燃料調整費だけで7,000円越えだったのに対し、今月は294円。なんともありがたいことです。
あと今年の再エネ賦課金が決定しました。
なんと1.40円/kWh!(2022年度は3.45円/kWh)
これも相まって、家計への負担が少しは小さくなりそうです!
我が家の性能・プラン
我が家の条件は次の通りです。
ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。
・基本料金:2,409円 (※今月より値上がり)
・デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)
・ナイトタイム(23~7時):15.20円
・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円
グラフで見てみるとこんな感じですね。
この条件からすると、
・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!
・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!
という結論が出ます。
(ただし燃料調整費を考慮した場合、例えばナイトタイムで15.2円+10円=25円とかになるので、できる限り自家消費して、買電量を減らすのが第一です!)
※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。
(※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください)
データ一覧
まず、今月のデータをまとめます。
上記の通り、消費電力⤴、発電⤵、自給率⤵と気温も上昇してエアコン稼働時間が増えていること、雨によって発電がいまいちなことがわかります。
6月以降も除湿、冷房とエアコンの需要はますます高くなっていきそうです。今後の電気代もどうなるか不安です。
使用電力量
まずは使用電気量を見てみます。
今月度:485 kWh
先月度:467 kWhだったので、やや増加しました。
気温が上昇して冷房(除湿)のためのエアコン稼働が増えたことなどが主な要因でしょうか。
機器別使用電力量
機器別の使用電気量についても触れてみます。(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)
6月度も引き続き、「エアコン」がトップに。
その後「エコキュート」「洗濯機」が続きます。この3つで3/4を占める形になります。洗濯や料理などは生活リズムに起因するところがありますので、断熱や運用方法によって空調のコストを抑制できるといいかもしれません。
ちなみにエアコンの消費電力の推移はこちらです。
今月度:179 kWh
先月度:129kWhだったので、上昇しました。
6月はずっと除湿運転(23℃45%設定)です。後半から消費電力が上がってきているのは、気温上昇によるものでしょうか...?💦それでも家の中はさらっと快適です。1日あたり約130円で家じゅう快適に過ごせています。
エコキュートの消費電力も載せておきます。
今月度:81 kWh
先月度:98kWhだったので、冬に比べて順調に下がってきています。日中の気温上昇が大きな要因だと思われます。
発電量
続いて発電量です。
今月度: 482 kWh
先月度:665kWhだったので、発電量が先月比で3/4になりました。夏至はありましたが、今年は特に梅雨の雨が多く、あまり日が照っている日がなかったようにも思います。そんな中でもこれくらいは発電できているのは大きいですね...✨
京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。
シミュレーション上は、今月度は507kWhとなっているので、シミュレーションを下回る結果になりました...💦(▲5%)
梅雨+夏場の発電量低下によるものかと思いますが、やはり我が家は夏は少し厳しい発電量ですね...💦
ちなみに夏場に発電量が伸びない、我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。
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買電量
次は買電量です。
今月度:300 kWh(7,769円)
先月度:269 kWh(7,201円)だったので、やや増加しています。
気温上昇の割に買電量はそこまで増えていません。エアコンは変わらず24時間稼働ですが、日中は太陽光発電でまかなえていますし、少ない晴れの日でもおひさまエコキュートも活躍してることも考えられます。
あとは食洗機や洗濯機など家電によるものなので、生活リズムを変えない限りは、これ以上は減らないのでは?と思われます。
売電量
続いて売電量を確認します。
今月度:297 kWh(5,463円)
先月度:467 kWh(8,886円))だったので、大きく減少しました。
夏至はありましたが、今年は特に梅雨の雨が多く、あまり日が照っている日がなかったようにも思います。そんな中でもこれくらいは発電できているのは大きいですね...✨
自給率・自家消費率
自給率、自家消費率を算出します。
自家消費量:185kWh(発電量-売電量、482kWh-297kWh)、電気使用量467 kWhとすると、以下のようになります。
・自給率:99.4%(482kWh/485kWh)
(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能。)
・自家消費率:38.1%(185kWh/485kWh)
(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)
自給率、自家消費率いずれも先月比で大きく悪化しました。(▲30%, +▲10%)
自給率は100%を切りました。太陽光って天候に左右されるものなんだと改めて実感しています。
でもよく考えてみると、高断熱高気密で太陽光を5.5kWくらい積載しておけば、夏場に必要な電気は十分に作れる、ということですね!
コストメリット
それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。
※「コストメリット」とは、「売電金額+自家消費金額」としています。(太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)
気になるコストメリットは…!
今月度:9,903円!
先月度:13,836円だったので、大きく減少しました。発電量も増え、自家消費も5月よりは悪くなりましたが、平均1万円の計算なのでおよそ問題はなさそうです(^▽^)
今後もうまく運用して、自家消費率を上げていきたいですね。
SOLAミルによるとコストメリットは127,631円。
→月あたり約10,000円強となります。
シミュレーションと比較してみるために、入居してからの累計コストメリットも見てみます。
累計:62,980円
2023年も半分経ちましたが、冬を終えていい感じに推移しています✨(達成率:49%)
平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算です。このままいけば、シミュレーション通り10年くらいで導入費用はペイできそうです!✨
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- 6月は気温も上がってきて消費電力アップ。また梅雨もあって発電量や自家消費は減少したよ!
- 再エネ賦課金や燃料調整費も下がってきたのも要因としてはあるかもしれない。
- 高断熱高気密であれば、消費電力量を抑えながら快適に過ごせるよ!
- 「電気・ガス価格激変緩和対策」によって電気代は抑制されたけど、燃料調整費は依然として高水準。少しでも買電を減らそう!
- 電気使用量トップは「エアコン」!ここをうまくコントロールすれば消費電力はさらにセーブできるかも!
以上です。
ちなみにクイズの答えは…!
A. 38%!自家消費率は悪くないけど、発電量がね...。
でした~!
こんな記事も書いています、よろしければどうぞ。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように...◆