◆住宅カンペブログ◆

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◆電気代レポート ~2023年1月度~



 

今回のテーマは「2023年1月の電気代」です。

 

 

こんにちは。ぽへです

電気代定期レポート、2023年1発目、1月分の電気代が確定したので記事にしました!

 

 

1月も寒い!大寒波もありましたし、電気代は5万円とか言ってるところもあるみたいですよ...。><

こういう時に断熱と太陽光の真価が問われますね!どれくらいの電気代になるか見ていってください!

 

 

 

冬の寒さも本格的になってきて、光熱費は実際のところどうなのか?

HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。

 

 

 

さて、今回のクイズはこちら!

Q. 先月から電気使用量はどれくらい増加したのか?

 

この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!

 

 

 

 

電気代の請求に震える…!

 

 

 

 

我が家の電気代

さっそくですがまずは先月の電気代から。

 

2022年12月分(20221221~20230123):25,444円でした。

(ポイント2,800円分使用しているため、22,644円となっています)

電気代内訳

やっぱり燃料調整費」や「再エネ賦課金」が大きな割合を占めています。

特に燃料調整費に関しては、値上がりに次ぐ値上がりで、先月からさらに高くなり、なんと今月の燃料調整費額は約 8,000円

とうとう電気代の35%の水準まで到達しました。

電気代の3分の1が燃料調整費、ということに…

 

 

 

ちなみに私が入居してからの推移はこちら。

関西電力 燃料調整費の推移(:単価、:金額、:使用料金)

※下の%は「電気料金のうち、燃料調整費の割合」です。

 

私が入居したタイミング以降でも、すごい勢いで単価が上昇しています。実質の電気代の単価が10円くらい値上がりしたような感じですね。

 

 

 

電気ガス価格激変緩和対策

これを受けて、国が電気代(燃料調整費)の補助に踏み切りました。

2023年1月使用分(2023年2月の請求分)より、燃料調整費が7円/kWh抑制されます。

詳しくはこちらのカンペをご参照ください。

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Vol.87「電気ガス価格激変緩和対策」

こちらの政策のおかげで、2023年2月分の燃料調整費は4.20円/kWhとなっています。

 

ただしこの政策がなければ11.20円/kWh(+0.29円/kWh)。

依然として燃料調整費の上昇は続いています。この政策も9月までと期限付きのため、それまでのどのように変化しているのでしょうか。少しでも上昇が緩やかになっていることを切に願います💦

 

 

 

我が家の性能・プラン

我が家の条件は次の通りです。

 

 

ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。

・基本料金:2,200円

デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)

・ナイトタイム(23~7時):15.20円

・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円

 

グラフで見てみるとこんな感じですね。

我が家の電気プラン(平日)

 

我が家の電気プラン(休日)

 

この条件からすると、

・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!

・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!

という結論が出ます。

 

ただし最近は燃料調整費を考慮すると、ナイトタイムですら15.2円+10円=25円とかになるので、できる限り自家消費して、買電量を減らすのが第一です!

 

※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。

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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。

※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください

 

 

 

使用電力量

まずは今月の使用電気量を見てみます。

使用電力量(kWh)

今月度:888 kWh

先月度:726 kWhだったので、20%ほど増加しました。

11月の約2倍になっています...。

気温が下がり、暖房やエコキュートによって使用量が増えたことが予想されます。

それにしても、やっぱり冬の消費量はえげつないですね。

 

 

 

 

機器別使用電力量

機器別の使用電気量についても触れてみます。

(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)

回路ごとの使用電力量(kWh)

1月も変わらず、「エアコン(連続暖房)」がトップ。

その後「エコキュート」「エアコン(間歇)」と続きました。

 

エアコンとエコキュートで約7割を占めています。

⇒これらの消費電力をいかに抑えるかが、ランニングコスト削減に大きく関わってきそうです。

 

※12月も比率は変わらずですね。全体的に消費量が増加しています。

 

 

ちなみにエアコンの消費電力の推移はこちらです。

2023年1月度

2022年12月度

 

今月度:346 kWh

先月度:301kWhだったので、15%ほど消費電力が増えています。

本格的に冬となり、我が家では暖房は24時間連続運転しています。特に月末は寒波もあり、非常に冷え込みました。さらに雪の日も増えて、日射取得が十分にできなかったことも暖房需要増加につながっているのではないかと。

 

 

 

どうしても気温が上がりきらないときは、2階ホールのエアコンも稼働させています。これが今月は多くなっていますね...。寒波が来た月末が顕著です。

2階ホールエアコン(2023年1月度)

2階ホールエアコン(2022年12月度)

 

 

 

エコキュートがこちら。

エコキュート(2023年1月度)

エコキュート(2022年12月度)

今月度:217 kWh

先月度:173kWh(+25%)だったので、気温が低くなるにつれて消費電力が上がっていることがわかります。

 

ただし、赤枠()で示した期間(12/16~12/30)は給湯温度を60℃にしていました。これが原因かはわかりませんが、消費電力が大きく上昇したように感じたため、年始からは50℃に戻しています。(もしかしたら気温低下によるものかもですが)

⇒12月後半に6kWh/日くらいで湯沸かししていたのに、今月は前半くらいまでは4-5kWh/日まで節約できているのを見ると、おひさまソーラーチャージの効果がややあったのではないか、とみています。

 

まだ効果が実証されていませんが、引き続き検証していきたいと思います。

 

 

 

発電量

続いて発電量です。

1月の雪などを考えるとどうなのでしょうか…?

発電量(kWh)

今月度: 318 kWh

先月度:419kWhだったので、▲25%と大きく減りました。

1月は日が出ている時間は伸びているのですが、特に下旬に雪が多かったこともあり、晴れていてもパネルに雪が残って発電しない状態が続きました。

 

シミュレーションとの比較

京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。

我が家のシミュレーション結果(京セラHPより)

今月度は306 kWhとなっているので、シミュレーションを上回ってはいるものの、ほぼ同等ですね。(+4%

シミュレーションでは12月が最も低くなるのですが、我が家は1月が最低になりました。おそらく雪の影響によるものでしょうか。なにはともあれ、シミュレーションは上回って発電できているようで一安心です。^^

 

 

 

ちなみに夏場に発電量が伸びない、我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。

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買電量

次は買電量です。

買電量(kWh)

買電量(円)

今月度:740 kWh(16,301円)

先月度:605 kWh(13,682円)だったので、約22%増加しています。

夜間の暖房使用が増えたために太陽光発電の自家消費ができず、使用量分だけ買電量も増加したと考えられます。

 

 

 

売電量

続いて売電量を確認します。

売電量(kWh)

売電量(円)

今月度:288 kWh(3,244円)

先月度:288 kWh(5,488円)だったので、41%ほど減少しました。

使用量の増加+発電量の減少がそのまま影響してきている感じでしょうか。自家消費にも回せていない中でなかなか厳しいですね。

 

 

 

 

自給率・自家消費率

自給率、自家消費率を算出します。

 

上記より、自家消費量:148kWh(発電量-売電量、318kWh-170kWh)となるので、電気使用量888 kWhとすると、以下のようになります。

自給率35.8%(419kWh/888kWh)

(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能。)

 

・自家消費率:16.7%(131kWh/736kWh)

(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)

自給率が特に大きく下がりました。(▲37%

発電量の減少+夜間の消費電力の増加というダブルパンチが効いてますね。冬はやはり自家消費率をいかに高めるかがカギになってきそうです。

 

 

 

データ一覧

ここで一旦、今月のデータをまとめます。

電力量まとめ

上記の通り、自給率が大きく下がりました。夜間の暖房、恐るべし...。

2月以降の変化がどうなるか。いまだに暖房していますが、2階エアコンの稼働量も減ってきたし、来月は下がってくれるといいのですが...💦 今後の電気代もどうなるか不安です。

 

 

コストメリット

それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。

「コストメリット」とは、売電金額+自家消費金額としています。

太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)

太陽光発電のコストメリット(イメージ)

 

気になるコストメリットは…!

今月度:6,796円!

 

先月度:8,632円だったので、2000円ほど下がってしまいました。冬はどうしても自家消費率が下がり、コストメリットが10,000円を下回ってしまいます。

やっぱり夏の方が圧倒的に太陽光発電の恩恵は大きいのかもしれないです。

 

また今月は特に自家消費量が非常に少なく、太陽光メリットが少なく見えてしまいました。うまく運用して自家消費率を上げていきたいですね。

 

 

 

SOLAミルによると、初年度のコストメリットは127,631円

月あたり約10,000円強となります。

SOLAミルシミュレーション結果

※「SOLAミル」は太陽光のコストメリット計算シートです。

こちらの記事に詳細を載せていますので気になる方は使ってみてください!

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入居してからのコストメリット累計も見てみます。

太陽光発電のコストメリット累計

累計:82,385円

入居して8ヶ月目。平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算ですね。今のところ順調なのかな…?

1月以降の暖房機関でどうなっていくか、注意してみていきたいですね。

 

 

 

まとめ

それでは今回の記事をまとめます!

☆POINT☆
  • 1月はとうとう20,000円超え!暖房費用も上がるし発電量も低下するし、家計にとっても厳しい季節に!
  • 高断熱高気密であれば、消費電力量を抑えながら快適に過ごせるよ!
  • 「燃料調整費」がどんどん上がってきて、とうとう電気代の3分の1に迫る金額に…。※電気使用量がが少なくなっても金額が増える状況
  • 電気使用量トップは「エアコン」「エコキュート」!ここをうまくコントロールすれば消費電力はセーブできるかも!

以上です。

 

 

 

 

ちなみにクイズの答えは…!

A. 12月から20%増!11月の約2倍になっている...!

でした~!

 

 

 

 

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

皆さんが素敵なおうちを建てられますように...