今回のテーマは「2022年12月の電気代」です。
こんにちは。ぽへです◆
電気代定期レポート、12月分の電気代が確定したので記事にしました!◆
12月も寒い寒い!巷では電気代3万円越えとかもあるようですよ...。><
だこういう時に断熱と太陽光の真価が問われますね!どれくらいの電気代になるか見ていってください!
冬の寒さも本格的になってきて、光熱費は実際のところどうなのか?
HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。
さて、今回のクイズはこちら!
Q. 湯沸かし温度は50℃と60℃どちらが電気代やすくなったの?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
電気代の請求に震える…!
我が家の電気代
さっそくですがまずは先月の電気代から。
2022年12月分(20221122~20221220):16,565円でした。
やっぱり「再エネ賦課金」や「燃料調整費」が大きな割合を占めています。
特に燃料調整費に関しては、値上がりに次ぐ値上がりで、先月からさらに高くなり、とうとう電気代の内訳の28%の水準まで到達しました。
(電気代の4分の1が燃料調整費ということに…)
ちなみに私が入居してからの推移はこちら。
※下の%は「電気料金の内、燃料調整費の割合」です。
たった半年ですごい勢いで単価も上昇しています。使用量が減っても、その分燃料調整費が上がっているので電気代が安くならない状況が続いています…。
我が家の性能・プラン
我が家の条件は次の通りです。
ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。
・基本料金:2,200円
・デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)
・ナイトタイム(23~7時):15.20円
・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円
グラフで見てみるとこんな感じですね。
この条件からすると、
・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!
・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!
という結論が出ます。
※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。
(※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください)
使用電力量
まずは今月の使用電気量を見てみます。
今月度:736 kWh
先月度:421 kWhだったので、75%ほど増加( ! )しました。
気温が下がり、暖房やエコキュートによって使用量が増えたことが予想されます。それにしたって、たった1ヶ月でここまで変わるものなんですね...。
機器別使用電力量
機器別の使用電気量についても触れてみます。
(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)
12月は予想通り、「エアコン」がトップ。
その後「エコキュート」「洗濯機」と続きました。
※11月はトップはエコキュート、それに次いで「エアコン」、「洗濯機」という結果でした。
ちなみにエアコンの消費電力の推移はこちらです。
今月度:301 kWh
先月度:92kWhだったので、約3倍と明らかに消費電力が増えています。
本格的に冬となり、我が家では暖房は24時間連続運転しています。
また明け方はどうしても気温が下がりがちなので、エアコンの消費電力も大きくなっています。
どうしても気温が上がりきらないときは、2階ホールのエアコンも稼働させています。
(といってもあまり稼働していませんが...。)
エコキュートがこちら。
今月度:173 kWh
先月度:109kWh(+58%)だったので、気温が低くなるにつれて消費電力が上がっていることがわかります。
また赤枠(□)で示した期間(12/16~12/30)は給湯温度を60℃にしていました。これが原因かはわかりませんが、消費電力が大きく上昇したように感じたため、年始からは50℃に戻しています。
あわせて「おひさまソーラーチャージ」も設定しました。天気予報と連動して日中に湯沸かしをしてくれるみたいです。
メモ。
— ぽへ🔸住宅カンペ (@pohe_home) 2023年1月5日
1/4 おひさまソーラーチャージ設定、
12/30 給湯温度50℃に戻した。
設定はこんな感じ。 pic.twitter.com/34EyKFhV5G
これらの設定変更がどう変わってくるのか?来月に期待です^^
発電量
続いて発電量です。
12月はさらに日照時間が短くなってきますが果たして…?
今月度: 419 kWh
先月度:434kWhだったので、▲3.5%とやや減りました。
12月は冬至もあり、最も日照時間が短い月なので過去最低となりましたが、思ったほど11月との差がなかったのは驚きでした。
シミュレーションとの比較
京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。
今月度は282 kWhとなっているので、シミュレーションを上回りました!(+48%)
最も低くなる12月もシミュレーションは上回って発電できているようで一安心です。^^
ちなみに夏場に発電量が伸びない、我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。
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買電量
次は買電量です。
今月度:605 kWh(13,633円)
先月度:345 kWh(8,685円)だったので、約75%増加( ! )しています。
夜間の暖房使用が増えたために太陽光発電の自家消費ができず、使用量分だけ買電量も増加したと考えられます。
売電量
続いて売電量を確認します。
今月度:288 kWh(5,488円)
先月度:358 kWh(6,818円)だったので、20%ほど減少しました。
発電量の減少がそのまま影響してきている感じでしょうか。
自給率・自家消費率
自給率、自家消費率を算出します。
上記より、発電して消費した電力は131Wh(発電量-売電量、419kWh-288kWh)となるので、電気使用量736 kWhとすると、以下のようになります。
・自給率:56.9%(419kWh/736kWh)
(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能。)
・自家消費率:17.8%(131kWh/736kWh)
(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)
自給率、自家消費率ともに大きく下がりました。
発電量の減少+夜間の消費電力の増加というダブルパンチが効いてますね。冬はやはり自家消費率をいかに高めるかがカギになってきそうです。
データ一覧
ここで一旦、今月のデータをまとめます。
自給率が大きく下がりました。夜間の暖房、恐るべし...。
発電量はここが最低値だと期待していますが果たして。気温が下がって暖房使用時間も増えてきて、今後の電気代もどうなるか不安です。
コストメリット
それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。
※「コストメリット」とは、「売電金額+自家消費金額」としています。
(太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)
気になるコストメリットは…!
今月度:8,632円!
先月度:8,642円だったので、およそ同じくらいになりました。冬はどうしても自家消費率が下がり、コストメリットが10,000円を下回ってしまいます。
やっぱり夏の方が圧倒的に太陽光発電の恩恵は大きいのかもしれないです。
また今月は特に自家消費量が非常に少なく、太陽光メリットが少なく見えてしまいました。うまく運用して自家消費率を上げていきたいですね。
SOLAミルシミュレーション
「SOLAミル」でのシミュレーション結果はこちら。
SOLAミルによると、初年度のコストメリットは127,631円。
→やや乱暴ですが、月あたり約10,000円強となります。
入居してからのコストメリット累計も見てみます。
累計:75,759円
入居しておよそ半年になりますが、平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算ですね。(そう考えると、今のところ順調なのかな…?)
1月以降の暖房機関でどうなっていくか、注意してみていきたいですね。
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- 12月はとうとう15,000円超え!ただしここから売電金額が差し引かれるので実質は10,000円以下で全館暖房できている!
- 高断熱高気密であれば電気代は変わらずに快適に過ごせるよ!!
- 「燃料調整費」がどんどん上がってきて、とうとう電気代の4分の1に迫る金額に…。(※電気使用量がが少なくなっても金額が増える状況)
- 気温も下がり、我が家では買電がめっちゃ増えました!
- 電気使用量トップは「エアコン」に戻ったよ!ここをうまくコントロールすれば消費電力はセーブできるかも!
以上です。
ちなみにクイズの答えは…!
A. 50℃のほうが安いのかな...?
でした~!
こんな記事も書いています、よろしければどうぞ。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように...◆