今回のテーマは「2023年11月の電気代」です。
こんにちは。ぽへです◆
電気代定期レポート、2023年11月分の電気代が確定したので記事にしました!◆
急に寒くなってびっくりしているんですが...💦
「秋」の霊圧が消えた...?
11月に入って、めっきり寒くなりました🥶
高断熱住宅における冬季の光熱費は実際のところどうなのか?HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。
さて、今回のクイズはこちら!
Q. 11月の消費電力トップは...?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
電気代の請求に震える…!
今月の電気代
今月の電気代は7,457円でした。
先月から増加しているものの、昨年対比で4,000円も安くなっています...!
昨年との大きな違いは「燃料調整費」。
今月の燃料調整費は0.77円/kWhなのに対し、昨年はなんと8.71円/kWh!
この差がそのまま差額として表れた形になっています。
ちなみに私が入居してからの推移はこちら。
(2023年10月使用分から、燃料調整費の補助金額が7.0円/kWh➡3.5円/kWhへ減額になっていました。フォローできていませんでした💦)
2023年に入ってからは、順調に減少してきています。家計への負担も減って大変ありがたいです!
我が家の性能・プラン
我が家の条件は次の通りです。
ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。
・基本料金:2,409円 (※今月より値上がり)
・デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)
・ナイトタイム(23~7時):15.20円
・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円
グラフで見てみるとこんな感じですね。
この条件からすると、
・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!
・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!
という結論が出ます。
(ただし燃料調整費を考慮した場合、例えばナイトタイムで15.2円+10円=25円とかになるので、できる限り自家消費して、買電量を減らすのが第一です!)
※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。
(※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください)
データ一覧
まず、今月のデータをまとめます。
上記の通り、消費電力⤴⤴、発電⤵、自給率⤵と、中間期から暖房期になったようです。(秋はいったいどこへ行ったのか...)
今後の電気代もどうなるか...。
使用電力量
まずは使用電気量を見てみます。
今月度:453 kWh
先月度:346 kWhだったので、+30%と大きく増加しました。
あっという間に無暖房の時期も終わり、月の後半から暖房がつき始めました。(中旬は家族で不在にしていたため電気ほとんど使っていません)
やや暖冬なのもあり、昨年よりも無暖房の時期はやや長くなりましたが、+10%となぜか増加する結果に...💦
機器別使用電力量
機器別の使用電気量についても触れてみます。(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)
今月から大きく異なり、
1.エアコン(31%)。
2.エコキュート(25%)
3.キッチン(12%) となりました。
この3つでおよそ7割を占める形になります。
エアコンの使用量が153kWh(←24kWh)と大きく伸びてきました...!💦
ちなみに暖房用のエアコンの消費電力の推移はこちらです。
今月度:153 kWh
先月度:0 kWhだったので、今後の推移に注目ですね。
エコキュートの消費電力も載せておきます。
今月度:98 kWh
先月度:87kWhだったので、微増ですね。
月末に向けて緩やかに増加していってる傾向を見るに、夜間の気温低下によって、給湯に必要なエネルギーが増加していることが考えられます。
発電量
続いて発電量です。
今月度:435 kWh
先月度:529 kWhなので、▲18%となりました。
日も短くなり、気温も下がり、消費電力が増えていく時期になったとひしひし感じますね...😿
京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。
シミュレーション上は、今月度は328kWhとなっているので、シミュレーションを大きく上回っています!✨(+33%)
我が家は昨年、夏場はシミュレーションをやや下回るくらいの推移でしたが、今年は大きく上振れしています🎉
ちなみに夏場に発電量が伸びない、我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。
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買電量
次は買電量です。
今月度:363 kWh(8,849円)
先月度:236 kWh(6,539円)だったので、約1.5倍になっています!
先月が非常に少なかったこともあり、大きく増加している印象です。日中の冷房の減少によるものでしょうか。あとは食洗機や洗濯機など家電によるものなので、生活リズムを変えない限りは、これ以上は減らないのでは?と思われます。
売電量
続いて売電量を確認します。
今月度:346 kWh(6,585円)
先月度:419 kWh(7,968円)だったので大きく増加しました。
消費電力は先月よりも大きく増加しているので、発電⤵に伴って減少している、かつ夜間の暖房需要が増加していることが考えられます。
自給率・自家消費率
自給率、自家消費率を算出します。
自家消費量:89kWh(発電量-売電量、435kWh-346kWh)、電気使用量:453 kWhとすると、以下のようになります。
・自給率:96.0%(435Wh/453kWh)
(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能)
・自家消費率:19.6%(89kWh/453kWh)
(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)
自給率、自家消費率いずれも大きく悪化しています。
発電量の減少+消費電力の増加でこの時期はどうしても自給率や自家消費率は悪くなりがちですね。特に夜間の電力需要が増えるため、太陽光発電が発電する時間帯では消費できないのがネックですね。
(もっと家の性能が高ければ、日中の暖房だけで夜間の暖房はいらないみたいですが、我が家ではそうもいかず...💦)
自給率の数値から見るに、蓄電池の導入、電気使用タイミングの見直しなどによって自家消費率はもっと上げることができそうです。
中間期の余剰電力の活用方法についてはもっと考えてみてもよいかもです。
コストメリット
それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。
※「コストメリット」とは、「売電金額+自家消費金額」としています。(太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)
気になるコストメリットは…!
今月度:8,721円!
先月度:10,608円だったので、少なくなりました。自家消費量が減っていることが大きそうです。今のところ平均1万円の計算なのでおよそ問題はなさそうです(^▽^)♪
今後もうまく運用して、自家消費率を上げていきたいですね。
SOLAミルによると、年間のコストメリットは127,631円。
→月あたり約10,000円強となります。
※「SOLAミル」は太陽光のコストメリット計算シートです。こちらの記事に詳細を載せていますので気になる方は使ってみてください!
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シミュレーションと比較してみるために、入居してからの累計コストメリットも見てみます。
累計:119,255円
2023年も残り1ヶ月。夏が終わってもいい感じで推移してきています✨(達成率:94%)
平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算です。このままいけば、シミュレーション通り10年くらいで導入費用はペイできそうです!✨
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- 11月は気温がぐっと下がって暖房ON...。それに伴って消費電力も増加!
- 高断熱高気密であれば、消費電力量を抑えながら快適に過ごせるよ!
- 電気使用量トップは「エアコン」に!夜間の暖房需要が増えて全体的にエネルギー増...!
- それでも太陽光発電はシミュレーション以上で推移!
以上です。
ちなみにクイズの答えは…!
A. エアコン!(自家消費もできないので悲しい...)
でした~!
こんな記事も書いています、よろしければどうぞ。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように...◆