◆住宅カンペブログ◆

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◆電気代レポート ~2023年7月度~

 

 

 

今回のテーマは「2023年7月の電気代」です。

 

 

こんにちは。ぽへです

電気代定期レポート、2023年7月分の電気代が確定したので記事にしました!

 

 

今年の7月は暑すぎますね...💦

確かに1階エアコンをつける回数増えたかも...?

 

 

 

長かった梅雨も明け、本格的な夏になりました。(それにしても暑すぎる💦)

高断熱住宅における夏季の光熱費は実際のところどうなのか?HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。

 

 

さて、今回のクイズはこちら!

Q. 7月の自家消費率は?

 

この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!

 

 

 

 

電気代の請求に震える…!

 

 

 

 

我が家の電気代

先月の電気代は9,044円でした。

先月と比較して、1,200円ほど上がっています💦

 

 

また先月と同様、以前よりも「燃料調整費」の割合が大きく下がっています

これは「電気・ガス価格激変緩和対策」によるもので、2023年1月使用分(2023年2月の請求分)より、燃料調整費が7円/kWh 抑制されています。

この政策のおかげで、今月の燃料調整費は0.05円/kWhとなっています。

 

ちなみに私が入居してからの推移はこちら。

関西電力 燃料調整費の推移(:単価、:金額、:使用料金)

※下の%は「電気料金のうち燃料調整費が占める割合」です。

 

上記政策がなければ、燃料調整費は7.05円/kWh。入居前から続いてきた燃料調整費の上昇も、20203年に入りやっと減少に転じ、家計への負担も少し和らいできました。

2023年1月なんて燃料調整費だけで7,000円越えだったのに対し、今月は17円。なんともありがたいことです。

 

あと今年の再エネ賦課金が決定しました。

なんと1.40円/kWh!(2022年度は3.45円/kWh)

これも相まって、家計への負担が少しは小さくなりそうです!

 

 

我が家の性能・プラン

我が家の条件は次の通りです。

 

ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。

・基本料金:2,409円 (※今月より値上がり)

デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)

・ナイトタイム(23~7時):15.20円

・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円

 

グラフで見てみるとこんな感じですね。

我が家の電気プラン(平日)

 

我が家の電気プラン(休日)

 

この条件からすると、

・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!

・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!

という結論が出ます。

ただし燃料調整費を考慮した場合、例えばナイトタイムで15.2円+10円=25円とかになるので、できる限り自家消費して、買電量を減らすのが第一です!

 

 

※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。

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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。

※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください

 

 

 

データ一覧

まず、今月のデータをまとめます。

 

上記の通り、消費電力、発電自給率と気温も上昇してエアコン稼働時間が増えていること、酷暑によって発電も好調なのがわかります。

8月以降も除湿、冷房とエアコンの需要はますます高くなっていきそうです。今後の電気代もどうなるか不安です。

 

 

 

使用電力量

まずは使用電気量を見てみます。

今月度:615 kWh

先月度:485 kWhだったので、25%ほど増加しました。

夏真っ盛り、エアコンの消費電力が上がっているのが大きな要因でしょうか。

 

 

機器別使用電力量

機器別の使用電気量についても触れてみます。(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)

今月も引き続き、「エアコン」がトップ(50%)。先月の40%からさらに比率が大きくなりました。

その後「エコキュート」「冷蔵庫」が続きます。この3つでおよそ75%を占める形になります。

洗濯や料理などは生活リズムに起因するところがありますので、断熱や運用方法によって空調のコストを抑制できるといいかもしれません。

1階のエアコンは、猛暑日などの日中に26℃設定で連続運転させています。

稼働する日が多くないので月間で40kWh程度。概算で1000円くらいでしょうか。

 

 

ちなみにメインのエアコンの消費電力の推移はこちらです。

今月度:270 kWh

先月度:179 kWhだったので、100kWh近くしました

7月もずっと除湿運転(23℃45%設定)です。梅雨が明けて連日35℃以上の酷暑日が続くなどして、どうしても冷房への負荷が大きくなっているようです。

しかしそれでも家の中は低湿度、多少気温は上がっていますがさらっと快適です。一度冷房がしっかり効くと、ほとんど同じくらいの消費電力で冷房できています。こういうのも断熱気密による恩恵でしょう。

1日あたり約200円で家じゅう快適に過ごせています

 

 

エコキュートの消費電力も載せておきます。

今月度:69 kWh

先月度:81kWhだったので、さらに少なくなりました。日中の気温上昇が大きな要因だと思われます。



 

 

発電量

続いて発電量です。

今月度: 609 kWh

先月度:482 kWhだったので、先月比で25%増になりました

私のTLでもみなさんPOSTされていましたが、今年は晴れの日が多かったみたいで、例年よりも発電量が多くなっているようです。

 

我が家も大台の600kWh越え!(ちなみに昨年は548kWh, 13%も増えています❕

夏の消費量に迫る発電ができています、やはりこの時期の太陽光発電は心強いですね...✨

 

 

京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。

我が家のシミュレーション結果(京セラHPより)

シミュレーション上は、今月度は537kWhとなっているので、シミュレーションを上回っています!✨(+11%

我が家は夏場はシミュレーションを同じかやや下回るくらいの推移なのですが、今年は大きく上振れしています🎉

 

ちなみに夏場に発電量が伸びない、我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。

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買電量

次は買電量です。

今月度:350 kWh(8,887円)

先月度:300 kWh(7,769円)だったので、やや増加しています。

気温上昇によるエアコンの消費量の増加、発電量が増えているにもかかわらず増加しているのを見るに、夜間運転での消費量が増えていることが考えられます。

あとは食洗機や洗濯機など家電によるものなので、生活リズムを変えない限りは、これ以上は減らないのでは?と思われます。

 

 

売電量

続いて売電量を確認します。

今月度:344 kWh(6,548円)

先月度:297 kWh(5,463円)だったので、増加しています。

発電量の増加分の多くは売電されてしまっている感じでしょうか...✨

 

 

 

自給率・自家消費率

自給率、自家消費率を算出します。

自家消費量:265kWh(発電量-売電量、482kWh-297kWh)、電気使用量:615 kWhとすると、以下のようになります。

自給率99.0%(609kWh/615kWh)

(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能。)

 

・自家消費率:43.1%(265kWh/615kWh)

(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)

自給率はほぼ横ばい、自家消費率は先月比で大きく改善しました!(▲0.4%, +13%

今月は発電量は多かったものの、消費電力が増加したために自給率は100%を切りました。ただおよそトントンの発電ができているのはありがたいですね。

 

 

 

コストメリット

それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。

「コストメリット」とは、売電金額+自家消費金額としています。太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)

太陽光発電のコストメリット(イメージ)

 

気になるコストメリットは…!

今月度:12,908円!

 

先月度:9,903円だったので、大きく減少しました。発電量も増え、自家消費も5月よりは悪くなりましたが、平均1万円の計算なのでおよそ問題はなさそうです(^▽^)

今後もうまく運用して、自家消費率を上げていきたいですね。

 

 

SOLAミルによるとコストメリットは127,631円

月あたり約10,000円強となります。

SOLAミルシミュレーション結果

※「SOLAミル」は太陽光のコストメリット計算シートです。

こちらの記事に詳細を載せていますので気になる方は使ってみてください!

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シミュレーションと比較してみるために、入居してからの累計コストメリットも見てみます。

累計:72,888円

2023年も半分経ちましたが、冬を終えていい感じに推移しています✨(達成率:60%

平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算です。このままいけば、シミュレーション通り10年くらいで導入費用はペイできそうです!✨

 

 

まとめ

それでは今回の記事をまとめます!

☆POINT☆
  • 7月はさらに気温も上がってきて消費電力アップ。
  • 梅雨は明けて晴れが増えて、発電量や自家消費は増加したよ!
  • 再エネ賦課金や燃料調整費も下がってきたのも要因としてはあるかもしれない。
  • 高断熱高気密であれば、消費電力量を抑えながら快適に過ごせるよ!
  • 電気・ガス価格激変緩和対策」によって電気代は抑制されたけど、燃料調整費は依然として高水準。少しでも買電を減らそう!
  • 電気使用量トップは「エアコン」!ここをうまくコントロールすれば消費電力はさらにセーブできるかも!

以上です。

 

 

 

 

ちなみにクイズの答えは…!

A. 42%!発電してもこれくらいが自家消費としては上限なのかな...?

でした~!

 

 

 

 

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

皆さんが素敵なおうちを建てられますように...