◆住宅カンペブログ◆

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◆電気代レポート ~2023年9月度~



 

 

 

今回のテーマは「2023年9月の電気代」です。

 

 

こんにちは。ぽへです

電気代定期レポート、2023年9月分の電気代が確定したので記事にしました!

 

 

今年の9月も引き続き暑かったですね...💦

確かに昨年よりも残暑がしんどかった気も...?

 

 

 

9月に入っても残暑が続きます。(まだまだ暑いです💦)

高断熱住宅における夏季の光熱費は実際のところどうなのか?HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。

 

 

さて、今回のクイズはこちら!

Q. 昨年と比較して消費電力はどうなった?

 

この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!

 

 

 

 

電気代の請求に震える…!

 

 

 

 

今月の電気代

今月の電気代は8,658円でした。

 

先月から減少、そして特筆すべきは昨年よりも2,500円くらい安くなっていることです!

 

昨年(322kWh)よりも消費量増えているのになぜ...?

 

昨年との大きな違いは「燃料調整費」。今月の燃料調整費は▲2.00円/kWhなのに対し、昨年はなんと6.14円/kWh

この差がそのまま差額として表れた形になっています。

 

ちなみに私が入居してからの推移はこちら。

関西電力 燃料調整費の推移(:単価、:金額、:使用料金)

※下の%は「電気料金のうち燃料調整費が占める割合」です。

 

入居前から続いてきた燃料調整費の上昇も、20203年に入って減少に転じ、年始の半分以下まで下がってきました。

2023年1月なんて燃料調整費だけで7,000円越えだったのに対し、今月はとうとうマイナスという事態に。なんともありがたいことです。

 

あと今年の再エネ賦課金が決定しました。

なんと1.40円/kWh!(2022年度は3.45円/kWh)

これも相まって、家計への負担が少しは小さくなりそうです!

 

 

我が家の性能・プラン

我が家の条件は次の通りです。

 

ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。

・基本料金:2,409円 (※今月より値上がり)

デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)

・ナイトタイム(23~7時):15.20円

・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円

 

グラフで見てみるとこんな感じですね。

我が家の電気プラン(平日)

 

我が家の電気プラン(休日)

 

この条件からすると、

・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!

・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!

という結論が出ます。

ただし燃料調整費を考慮した場合、例えばナイトタイムで15.2円+10円=25円とかになるので、できる限り自家消費して、買電量を減らすのが第一です!

 

 

※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。

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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。

※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください

 

 

 

データ一覧

まず、今月のデータをまとめます。

上記の通り、消費電力、発電自給率と、暑さのピークは過ぎたのかな?という感じですね。

また酷暑もあってか昨年よりも消費電力、発電となっています。晴れの日が多く、本当に9月でもきつい残暑だったんだなと感じます💦

 

10月以降も気温を見ていると、まだまだ除湿、冷房とエアコンの需要は高そうです。今後の電気代もどうなるか...。

 

 

 

使用電力量

まずは使用電気量を見てみます。

今月度:552 kWh

先月度:634 kWhだったので、大きく減少しました

暑さのピークも過ぎて、冷房などのコストが下がってきたのでしょうか?

ただし昨年比では+16.7%と大きく増加しています。これは今年の酷暑によるものなのでしょうか...。

 

機器別使用電力量

機器別の使用電気量についても触れてみます。(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)

今月も引き続き、「エアコン」がトップ(47%)。冷房でほぼ半分と、先月の比率とほぼ同じです。

その後、「冷蔵庫」「洗濯機」が続きます。この3つでおよそ75%を占める形になります。

洗濯や料理などは生活リズムに起因するところがありますので、断熱や運用方法によって空調のコストを抑制できるといいかもしれません。

 

 

ちなみにメインのエアコンの消費電力の推移はこちらです。

今月度:236 kWh

先月度:294 kWhだったので、20%ほど減少しました

 

9月もずっと除湿運転(23℃45%設定)です。

しかしそれでも家の中は低湿度、多少気温は上がっていますがさらっと快適です。

 

一度冷房がしっかり効くと、ほとんど同じくらいの消費電力で冷房できています。こういうのも断熱気密による恩恵でしょう。

1日あたり約170円ほどで、家じゅう快適に過ごせています

 

 

エコキュートの消費電力も載せておきます。

今月度:51 kWh

先月度:53kWhだったので、さらに少なくなりました。日中の気温上昇が大きな要因だと思われます。

年間の推移を見てみると、夏は給湯のコストが小さくなっているので助かります。冬と比べると約25%まで下がってきています。

 

 

 

発電量

続いて発電量です。

今月度: 543 kWh

先月度:609 kWhなので、先月からは減少しています

ただし今年は晴れの日が多かったみたいで、例年よりも発電量が多くなっているようです。(昨年対比:110%

夏の消費量に迫る発電ができています、やはりこの時期の太陽光発電は心強いですね...✨

 

 

京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。

我が家のシミュレーション結果(京セラHPより)

シミュレーション上は、今月度は484kWhとなっているので、シミュレーションを大きく上回っています!✨(+12%

我が家は昨年、夏場はシミュレーションをやや下回るくらいの推移でしたが、今年は大きく上振れしています🎉

 

 

ちなみに夏場に発電量が伸びない、我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。

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買電量

次は買電量です。

今月度:354 kWh(8,914円)

先月度:375 kWh(9,468円)だったので、やや減少しています。

エアコンの消費量の減少が、太陽光発電量の減少を上回っているようです。

あとは食洗機や洗濯機など家電によるものなので、生活リズムを変えない限りは、これ以上は減らないのでは?と思われます。

 

 

売電量

続いて売電量を確認します。

今月度:345 kWh(6,561円)

先月度:342 kWh(6,509円)だったのでほぼ変わらずです。

発電、消費電力なので余剰電力量は大きく変わらなかった、と考えています。

 

 

自給率・自家消費率

自給率、自家消費率を算出します。

自家消費量:198kWh(発電量-売電量、543kWh-345kWh)、電気使用量:552 kWhとすると、以下のようになります。

自給率98.4%(543Wh/552kWh)

(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能)

 

・自家消費率:35.9%(198kWh/552kWh)

(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)

自給率・自家消費率いずれも先月比で低下しています。(▲4.3%, ▲5.2%)

今月は発電量は多かったものの、酷暑により消費電力が増加したために自給率は100%を切りました。ただ消費電力の大部分の発電ができているのはありがたいですね。

 

 

 

コストメリット

それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。

「コストメリット」とは、売電金額+自家消費金額としています。太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)

太陽光発電のコストメリット(イメージ)

 

気になるコストメリットは…!

今月度:11,313円!

 

先月度:12,725円だったので、少し少なくなりました。自家消費量が減っていることが大きそうです。今のところ平均1万円の計算なのでおよそ問題はなさそうです(^▽^)

今後もうまく運用して、自家消費率を上げていきたいですね。

 

 

SOLAミルによると、年間のコストメリットは127,631円

月あたり約10,000円強となります。

SOLAミルシミュレーション結果

※「SOLAミル」は太陽光のコストメリット計算シートです。

こちらの記事に詳細を載せていますので気になる方は使ってみてください!

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シミュレーションと比較してみるために、入居してからの累計コストメリットも見てみます。

累計:99,926円

2023年も残り3ヶ月。夏に入って発電量も増えて、シミュレーションと比較しても好調に推移しています✨(達成率:78%

平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算です。このままいけば、シミュレーション通り10年くらいで導入費用はペイできそうです!✨

 

 

まとめ

それでは今回の記事をまとめます!

☆POINT☆
  • 9月は気温のピークが過ぎて冷房需要は減少。それに伴って消費電力も減少。
  • ただし昨年よりも消費電力は大きく、今年の夏の暑さを実感...。
  • 高断熱高気密であれば、消費電力量を抑えながら快適に過ごせるよ!
  • 電気使用量トップは「エアコン」!ここをうまくコントロールすれば消費電力はさらにセーブできるかも!

以上です。

 

 

 

 

ちなみにクイズの答えは…!

A. 昨年比では+16.7%と大きく増加!

でした~!

 

 

 

 

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

皆さんが素敵なおうちを建てられますように...