◆住宅カンペブログ◆

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◆秋の室温管理 ~無暖房+窓開けで大丈夫?~





 

今回のテーマは「秋の室温管理」です。

 

 

 

こんにちは。ぽへです

もうすっかり涼しくなってきましたね...。入居してから2回目の秋、どのような室温推移になるのか見てみます!(ちなみにまだ半袖半ズボン、薄手のガーゼケットで寝ています笑)

 

涼しくなってきたと思ったのに、もはや寒くないです...?

今年はまだ無暖房で過ごせてますよ~!(⌒∇⌒)

 

 

冷房シーズンも終わり、無暖房で過ごす短い期間のお話ですが、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

さて、今回のクイズはこちら!

Q. 我が家では無暖房だと翌朝までに何℃くらい気温が下がるの?

 

この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!

 

 

 

 

無暖房チャレンジ、継続中...✨

 

 

 

秋季の温湿度推移

先日の秋季の1週間(2023/10/6(金)~2023/10/12(木))の温湿度を見てみます。

※ちなみに10月に入ってからは、エアコンはほぼ稼働していません。

第1週目は送風運転にしてカビ対策をしていました

 

 

夏季と比較すると、外気温もだいぶ下がってきましたし、日中と夜間の気温差も大きくなく過ごしやすい時期になっています。

この時期であれば、我が家のスペック(5地域G1、3種換気)でも無暖房でこれくらいの室温を維持することができます。

 

 

またこのグラフで注目したいのは2点です。

  • 「雨や曇りが続く+不在」だと室温は次第に下がる!
  • 晴れなら日射を取り込み、室温維持が期待できる!

それぞれ説明していきます。

 

 

1.雨天時の室温低下

8~9日は雨☔でした。

ちょうど不在にしていたこともあり、内部発熱もないので気温が下がっていきます。

また外気温に注目してみると、

最高気温は晴れの日と大きな差がないにもかかわらず、室温がどんどん下がっていきます。

日射取得による熱の取り込みが、無暖房で過ごせるこの時期の重要なポイントのようですね。

 

前日からの温湿度の変化を絶対湿度計でも見てみると、

各部屋、2℃程度下がってしまっていることがわかります。

前日からの温度変化(雨天時)

性能にもよりますが、

無暖房時期は日射の有無によって室温が左右されやすい時期ということがわかります。

 

 

2.晴天時の室温上昇

10~12日は晴れ🌤でした。

前日までの雨の分を取り返すように、ぐんぐんと気温が上昇しています。

(なんなら少し暑いくらい...💦)

この時もガンガンカーテンを開けて日射を取り込むのではなく、適宜「日射を遮蔽して」、過度な室温上昇(オーバーヒート)を避けています

まあ我が家の性能なんて知れていますが、特にHEAT G2以上の高性能住宅の場合は、ある程度の日射で簡単に気温が上がっていくと聞いています。

(ちなみに、夜間の室温低下に備えて、日中の室温をわざと高く持っていく暮らし方もあるようです...!気になる方は調べてみてください。)

 

 

 

3.空調なしの除湿

またこの時期に空調なしで過ごしていると悩まされるのが「湿度」。

 

夏に比べて外気の湿度も下がり、日中の湿度コントロールは冷房なしでもやりやすくはなっているのですが、秋晴れの日でもこれくらいの湿度になったりもします💦

Image

 

 

この時期は夏の時期と比べると、室内が高湿度になりがちです。

我が家では、夏季:9g/m3くらいだったのに対して、秋季:13g/m3程度になっています。

個人的には、13g/m3くらいになると、部屋干しの渇きがやや悪くなる印象があるので、もう少し下げたいところ。

 

今回のように秋晴れのケースであれば、「日射取得しながらの窓開け」で十分除湿できるのですが...。

雨天時など室温が上げにくいのに湿度が上がるようなら、「再熱除湿」や「除湿機」が良いかもしれませんね。私は3種換気なので、排気量を増やしてみるなどもしてみていますが、正解はまだ見つけられていません😿

 

ただ3割くらいの方はこれくらいの湿度でも気にならない様ですので、暮らしてみて気になったら対応するのでも全然OKだと思います。笑

 

 

 

秋季の日内変動

最後に、我が家の秋の1日のログを置いておきます。

2023.10.22のリビング室温ログ

 

 

①日の出頃 6:58

この時の室温は22℃

夜間にやはり気温は低くなっていくので、朝少し寒く感じるときはあります。

 

②朝食後 8:58

この時の室温は23.9℃

カーテンを開けて、日射を取り込みます。夏の時期とは大きく違う点ですね。晴れてくるとこれくらいの時間からどんどん気温が上がっていきます。

 

③昼過ぎ 13:25

この時の室温は24.6℃

日射が入り続けると暑くなってきました、窓開け換気をしています。

 

 

④夕食前 18:27

この時の室温は25.6℃

夕方以降、日射は入っていないのに、気温は緩やかに上昇しています。

 

 

⑤翌朝 6:20

この時の室温は22.6℃

最高気温から約3℃低下。翌朝には帳消しになっていました。

 

 

こんな変動を繰り返しています。我が家の場合ですが、「日中に気温の貯金を作り、それを夜間に消費する」イメージで運用しています。

なので貯金がなくなる雨や曇り、また熱支出が増える夜間の冷え込みなどが続くと暖房をつけることになりそうです。

 

 

所感

秋はやっぱり過ごしやすいですね。

冷暖房が要らないので電気代もそこまで気にならないですし、窓開け換気って気持ちいです。

気温がもう少し下がってくると、暖房が始まりますが、短いこの時期ならではの気持ちよさを嚙み締めつつ、より良い暮らし方を探していきたいですね。

 

少しでも参考になれば幸いです!

 

 

 

 

まとめ

それでは今回の記事をまとめます!

☆POINT☆
  • 10月は無暖房でも過ごせる時期かな?
  • 無暖房の場合は日射取得が非常に重要!
  • 雨や曇りが続くと冷えやすいので注意!
  • 晴れの日は窓を開けて温湿度をコントロール

以上です。

 

 

 

ちなみにクイズの答えは…!

A.  約3℃!日中に熱を蓄えておこう!

でした~!

 

 

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

皆さんが素敵なおうちを建てられますように...