◆住宅カンペブログ◆

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◆電気代レポート ~2023年10月度~





 

 

 

今回のテーマは「2023年10月の電気代」です。

 

 

こんにちは。ぽへです

電気代定期レポート、2023年10月分の電気代が確定したので記事にしました!

 

 

今年の9月も引き続き暑かったですね...💦

確かに昨年よりも残暑がしんどかった気も...?

 

 

 

10月に入っても残暑が続きます。(まだまだ晴れの日は窓開ける程度には暑い💦)

高断熱住宅における夏季の光熱費は実際のところどうなのか?HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。

 

 

さて、今回のクイズはこちら!

Q. 10月の消費電力トップは...?

 

この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!

 

 

 

 

電気代の請求に震える…!

 

 

 

 

今月の電気代

今月の電気代は5,689円でした。

先月からさらに大きく減少、そして特筆すべきは昨年対比で約半分になっていることです...!

 

昨年との大きな違いは「燃料調整費」。

今月の燃料調整費は1.02円/kWhなのに対し、昨年はなんと7.47円/kWh

この差がそのまま差額として表れた形になっています。

 

ちなみに私が入居してからの推移はこちら。

関西電力 燃料調整費の推移(:単価、:金額、:使用料金)

※下の%は「電気料金のうち燃料調整費が占める割合」です。

 

 

我が家の性能・プラン

我が家の条件は次の通りです。

 

ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。

・基本料金:2,409円 (※今月より値上がり)

デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)

・ナイトタイム(23~7時):15.20円

・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円

 

グラフで見てみるとこんな感じですね。

我が家の電気プラン(平日)

 

我が家の電気プラン(休日)

 

この条件からすると、

・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!

・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!

という結論が出ます。

ただし燃料調整費を考慮した場合、例えばナイトタイムで15.2円+10円=25円とかになるので、できる限り自家消費して、買電量を減らすのが第一です!

 

 

※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。

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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。

※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください

 

 

 

データ一覧

まず、今月のデータをまとめます。

上記の通り、消費電力、発電自給率と、冷房期から中間期になったようです。

 

11月以降も気温を見ていると、そろそろ無暖房も終わりかな、と短い秋に想いをはせてしまいます。笑

今後の電気代もどうなるか...。

 

 

 

使用電力量

まずは使用電気量を見てみます。

今月度:346 kWh

先月度:552 kWhだったので、▲37%と大きく減少しました

冷房の時期から、無暖房で過ごせる中間期に入ってきました。それもあって、冷房などのコストが下がってきたのでしょうか?

昨年比でも+▲10%と減少していますね。酷暑もようやく終わったのかもしれません。

 

 

機器別使用電力量

機器別の使用電気量についても触れてみます。(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)

今月から大きく異なり、「エコキュート」がトップ(31%)。その後、「洗濯機」「冷蔵庫」が続きます。この3つでおよそ7割を占める形になります。

エアコンは24kWhでリビングなどの照明よりも少ないという結果に...💦

 

ちなみにメインのエアコンの消費電力の推移はこちらです。

今月度:24 kWh

先月度:236 kWhだったので、約10分の1まで減少しました

 

今月に入ってからは、エアコンの電源を切る前にエアコン内を乾燥させる狙いで、数日間「送風」運転をしていました

それ以降は冷房・暖房ともに稼働しておらず、1ヶ月間無暖房で過ごせています✨

 

今年は酷暑のせいか、執筆時(11/11)でもマダ無暖房で過ごしています。

昨年は10月末に暖房をつけていたことを考えると、今年の暑さや晴れの日の多さを感じます...。

 

 

 

エコキュートの消費電力も載せておきます。

今月度:87 kWh

先月度:51kWhだったので、約1.5倍になりました。

月末に向けて緩やかに増加していってる傾向を見るに、夜間の気温低下によって、給湯に必要なエネルギーが増加していることが考えられます。

 

 

発電量

続いて発電量です。

今月度: 529 kWh

先月度:543 kWhなので、先月からはやや減少しています

また今年は晴れの日が多かった印象ですが、昨年対比ではわずか1%の増加でした。

夏の消費量に迫る発電ができています、やはりこの時期の太陽光発電は心強いですね...✨

 

 

京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。

我が家のシミュレーション結果(京セラHPより)

シミュレーション上は、今月度は438kWhとなっているので、シミュレーションを大きく上回っています!✨(+21%

我が家は昨年、夏場はシミュレーションをやや下回るくらいの推移でしたが、今年は大きく上振れしています🎉

 

 

ちなみに夏場に発電量が伸びない、我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。

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買電量

次は買電量です。

今月度:236 kWh(6,539円)

先月度:354 kWh(8,914円)だったので、3分の1くらい減少しています。

日中の冷房の減少によるものでしょうか。あとは食洗機や洗濯機など家電によるものなので、生活リズムを変えない限りは、これ以上は減らないのでは?と思われます。

 

 

売電量

続いて売電量を確認します。

今月度:419 kWh(7,968円)

先月度:345 kWh(6,561円)だったので大きく増加しました。

発電、消費電力⤵⤵になっていること、また日中の冷房需要がなくなったために、余剰電力量が多くなったと考えています。

 

 

自給率・自家消費率

自給率、自家消費率を算出します。

自家消費量:110kWh(発電量-売電量、529kWh-419kWh)、電気使用量:346 kWhとすると、以下のようになります。

自給率152.9%(419Wh/346kWh)

(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能)

 

・自家消費率:31.8%(110kWh/346kWh)

(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)

自給率は約1.5倍に増加、自家消費率は先月よりも10%ほど数値が悪化しています。

今月は発電量は多かったものの、9月まで日中に使用していた「冷房」を使わなくなり、日中の自家消費ができなくなってしまったことが要因だと思われます。

自給率の数値から見るに、蓄電池の導入、電気使用タイミングの見直しなどによって自家消費率はもっと上げることができそうです。

中間期の余剰電力の活用方法についてはもっと考えてみてもよいかもです。

 

 

 

また昨年対比でみると、

自給率:+12.3%

自家消費率:37.5%

と大きく改善しています。

消費電力や買電量が減っているので、昨年よりも運用がうまくいっているようです。

消費電力については、いまだに無暖房で過ごせているからでしょうか?(昨年は10/27に暖房を入れました)...どこまで影響あるのかわからないですが。

買電が減っている点では、「おひさまエコキュート」が奏功している可能性があります。(2022年12月より運用開始)

 

 

 

コストメリット

それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。

「コストメリット」とは、売電金額+自家消費金額としています。太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)

太陽光発電のコストメリット(イメージ)

 

気になるコストメリットは…!

今月度:10,608円!

 

先月度:11,313円だったので、少し少なくなりました。自家消費量が減っていることが大きそうです。今のところ平均1万円の計算なのでおよそ問題はなさそうです(^▽^)♪

今後もうまく運用して、自家消費率を上げていきたいですね。

 

 

SOLAミルによると、年間のコストメリットは127,631円

月あたり約10,000円強となります。

SOLAミルシミュレーション結果

※「SOLAミル」は太陽光のコストメリット計算シートです。

こちらの記事に詳細を載せていますので気になる方は使ってみてください!

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シミュレーションと比較してみるために、入居してからの累計コストメリットも見てみます。

累計:110,534円

2023年も残り2ヶ月。夏が終わってもいい感じで推移してきています✨(達成率:87%

平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算です。このままいけば、シミュレーション通り10年くらいで導入費用はペイできそうです!✨

 

 

まとめ

それでは今回の記事をまとめます!

☆POINT☆
  • 10月は気温のピークが過ぎて空調の稼働はほぼゼロ。それに伴って消費電力も減少!
  • また去年よりも消費電力は少ない。これは今月いっぱいまで無暖房で過ごせたからかな...?(ここでも酷暑の影響が💦)
  • 高断熱高気密であれば、消費電力量を抑えながら快適に過ごせるよ!
  • 電気使用量トップは「エコキュート」に!全体的に電気を使わずに過ごせた1ヶ月でした!

以上です。

 

 

 

 

ちなみにクイズの答えは…!

A. エコキュート!(とはいえ87kWhくらいしか使っていないんだけどね...)

でした~!

 

 

 

 

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

皆さんが素敵なおうちを建てられますように...