◆住宅カンペブログ◆

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◆電気代レポート ~2022年11月度~

 

 

今回のテーマは「2022年11月の電気代」です。

 

 

こんにちは。ぽへです

電気代定期レポート、11月分の電気代が確定したので記事にしました!

 

 

11月、月末一気に冷え込みましたね…。>< 電気代は高騰が続いてますし、やっぱり断熱とかしている場合じゃなかったんじゃ?><

だからこその断熱なのでは…?今月も無暖房の時期もあったし、どれくらいの電気代になるか見ていってください!

 

 

 

秋(中間期)~初冬の光熱費って、実際のところどうなのか?

HEMSの情報も参考にしながら紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。

 

 

 

さて、今回のクイズはこちら!

Q. 9月と比較してエコキュートの消費電力はどうなった?

 

この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!

 

 

 

 

電気代の請求に震える…!

 

 

 

 

我が家の電気代

さっそくですがまずは先月の電気代から。

 

2022年11月分(20221024~1121):11,569円でした。

2022年11月度 電気代

 

2022年11月度 電気代内訳

 

やっぱり「再エネ賦課金」「燃料調整費」が大きな割合を占めています。

特に燃料調整費に関しては、値上がりに次ぐ値上がりで、先月からさらに3%も高くなり、とうとう電気代の内訳の24%弱の水準まで到達しました。

電気代の4分の1が燃料調整費ということに…

 

ちなみに私が入居してからの推移はこちら。

燃料調整費の推移(:単価、:燃料調整費、関西電力

たった半年ですごい勢いで単価も上昇しています。

使用量が減っても、その分燃料調整費が上がっているので電気代が安くならない状況が続いています…。

 

 

しかも、単価で見てみても

10月度:7.47円/kWh 11月度:8.71円/kWh (+17%)

とまだまだ上がっていきそうな勢いです。

燃料調整費の推移(:単価、:総額、関西電力

 

 

 

我が家の性能・プラン

我が家の条件は次の通りです。

  • 5地域
  • Ua=0.39、C=0.24
  • 太陽光 5.32kWh
  • 関西電力(はぴeタイムR)
  • オール電化
  • 暖房:1F リビング(6畳用)1台、間欠運転(冬季)
  • エコキュート:夜間27時より湯沸し(デフォルト)
  • 食洗器、洗濯乾燥(基本は1日1回)

 

 

ちなみに契約している電気プラン(はぴeタイムR)では、以下のような料金設定になっています。

・基本料金:2,200円

デイタイム(平日10~15時):26.33円(夏は28.96円)

・ナイトタイム(23~7時):15.20円

・リビングタイム(平日7~10時、15~23時+休日7~23時):22.89円

 

グラフで見てみるとこんな感じですね。

我が家の電気プラン(平日)

 

我が家の電気プラン(休日)

 

この条件からすると、

・日中の電気代は深夜料金の約2倍、できるだけ避けよう!

・日中は自家消費の方がお得だが、日中の余剰電力は売電されてしまうため、売電価格(19円)よりも安いナイトタイムになるべく買電するがよい!

という結論が出ます。

 

 

 

ただし、先月から北陸電力東北電力などでは値上げが決定しているようです。

www.yomiuri.co.jp

引き上げ幅は、11月に規制料金の値上げを申請した東北電力中国電力四国電力沖縄電力を上回り、最大。使用量が平均的な家庭(月あたり 230kWh)の月額料金は、9,098円(+2,696円)となる。

 

関西電力も今後どうなることやら…。

 

 

 

※再エネ賦課金や燃料調整費については、こちらの記事も合わせてご覧ください。

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それでは次から「使用電力量」「買電量」「売電量」などを見ていきます。

※電気代の計算期間と期間はやや異なります点は、ご了承ください

 

 

 

 

使用電力量

まずは今月の使用電気量を見てみます。

2022年11月度 使用電力量(kWh)

 

今月度:421 kWh

先月度:383 kWhだったので、9%ほど増加しました。

気温が下がり、暖房やエコキュートによって使用量が増えたことが予想されます。

 

 

 

 

機器別使用電力量

機器別の使用電気量についても触れてみます。

(※HEMSが入っていない回路もあるので上記の電力量とは異なります)

回路ごとの使用電力量(kWh)

先月に引き続き、「エコキュート」がトップに。

その後「エアコン」「洗濯機」と続きました。

※9月までは 50%近くが「エアコン」、それに次いで「キッチン冷蔵庫」、「洗濯機」、「エコキュート」という結果でした。

 

 

ちなみにエアコンの消費電力の推移はこちらです。

2022年11月度

2022年10月度

 

今月度:92 kWh

先月度:23kWhだったので、約4倍と明らかに消費電力が増えています。

暖房は10月27日から本格的に稼働し始めています。

消費量に差があるのは「間欠運転」だからだと思います。晴れた日の日中は積極的に日射取得して、エアコンを切っています

 

 

 

エコキュートがこちら。

2022年11月度 使用電力量(エコキュート

2022年10月度 使用電力量(エコキュート

今月度:109 kWh

先月度:92kWh(+11%)、9月度:58kWhだったので、気温が低くなるにつれて消費電力が上がっていることがわかります。

 

 

 

発電量

続いて発電量です。

11月はさらに日照時間が短くなってきますが果たして…?

発電量(kWh)

今月度: 434 kWh

 

先月度:524kWhだったので、▲18%と大きく減りました。まあ季節的なものなのでこれはしょうがないですね。

 

 

 

 

シミュレーションとの比較

京セラHPでのシミュレーションとも比較してみます。

我が家のシミュレーション結果(京セラHPより)

 

今月度は328 kWhとなっているので、

シミュレーションを上回りました!(+32%

 

一応冬季もシミュレーションは上回って発電できているようで一安心です。^^

 

ちなみに我が家のトラブルについてはこの記事をご覧ください。

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買電量

次は買電量です。

買電量(kWh)

買電量(円)

 

今月度:345 kWh(8,685円)

 

先月度:296 kWh(7,954円)だったので、約17%増加しています。

夜間の暖房使用が増えたために太陽光発電の自家消費ができず、使用量分だけ買電量も増加したと考えられます。

 

 

 

売電量

続いて売電量を確認します。

売電量(kWh)

売電量(円)

今月度:358 kWh(6,818円)

 

先月度:435 kWh(8,272円)だったので、18%ほど減少しました。

発電量の減少がそのまま影響してきている感じでしょうか。

 

 

 

 

自給率・自家消費率

自給率、自家消費率を算出します。

 

上記より、発電して消費した電力は76kWh(発電量-売電量、434kWh-358kWh)となるので、電気使用量421 kWhとすると、以下のようになります。

自給率103.1%(434kWh/421kWh)

(使用電気量に対する「発電量」の割合。100%以上+蓄電池で自給自足が可能。)

 

・自家消費率:18.1%(76kWh/421kWh)

(使用電気量に対する「売電を除いた発電量」の割合。使った電気のうち何割が自給できているか)

自給率、自家消費率ともに大きく下がりました。

発電量の減少+夜間の消費電力の増加というダブルパンチが効いてますね。冬はやはり自家消費率をいかに高めるかがカギになってきそうです。

 

【例】

  • 昼に食洗機を回す
  • 昼にエコキュートで湯沸しする。(太陽光活用)

 

 

 

 

データ一覧

ここで一旦、今月のデータをまとめます。

電力量まとめ

発電量はこれからもっと下がって行きそうですね。気温が下がって暖房使用時間も増えてきて、電気代も大きく変わってくることでしょう。引き続き、レポートしていきます。

 

 

コストメリット

それでは太陽光発電のコストメリットを考えてみます。

「コストメリット」とは、売電金額+自家消費金額としています。

太陽光発電を載せていないときに比べてどれだけお得になったのか、という指標です)

太陽光発電のコストメリット(イメージ)

 

気になるコストメリットは…!

今月度:8,642円!

 

先月度:10,408円だったので、大きくブレーキです。初めてコストメリットが10,000円を下回りました。

やっぱり夏の方が圧倒的に太陽光発電の恩恵は大きいのかもしれないです。

 

また今月は特に自家消費量が非常に少なく、太陽光メリットが少なく見えてしまいました。うまく運用して自家消費率を上げていきたいですね。

 

 

 

 

 

SOLAミルシミュレーション

SOLAミル」でのシミュレーション結果はこちら。

SOLAミルシミュレーション結果

 

※「SOLAミル」は太陽光のコストメリット計算シートです。

こちらの記事に詳細を載せていますので気になる方は使ってみてください!

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SOLAミルによると、初年度のコストメリットは127,631円

→やや乱暴ですが、月あたり約10,000円強となります。

 

 

 

入居してからのコストメリット累計も見てみます。

太陽光発電のコストメリット累計

累計:66,957円

 

入居しておよそ半年になりますが、平均すると毎月10,000円以上のメリットは享受できている計算ですね。(そう考えると、今のところ順調なのかな…?)

12月、1月と冬季にどうなっていくか、注意してみていきたいですね。

 

 

 

まとめ

それでは今回の記事をまとめます!

☆POINT☆
  • 11月も引き続き電気代は10,000円超え!ただしここから売電金額が差し引かれるので実質は4,000円程度
  • 高断熱高気密であれば電気代は変わらずに快適に過ごせるよ!!
  • 「燃料調整費」がどんどん上がってきて、とうとう電気代の4分の1に迫る金額に…。※電気使用量がが少なくなっても金額が増える状況
  • 中間期も終わり、我が家では買電が増えました!
  • 電気使用量トップは「エコキュート」!ここをうまくコントロールすれば消費電力はセーブできるかも!

以上です。

 

 

 

 

ちなみにクイズの答えは…!

A. 増えた!(109 kWh、←9月度:58kWh)

でした~!

 

 

 

 

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

皆さんが素敵なおうちを建てられますように...