◆芝生根止めのススメ ~レンガで芝刈りをらくちんに~
今回のテーマは「芝生の根止めと際刈り」です。
こんにちは。ぽへです◆
今回は、GWに植えた芝生の手入れを楽にしたい!と思い立ち、やっておいたことを記事にしました!◆
根止めをレンガで....?エッジマスターではダメなんですか?
...実は芝刈りが楽になるんですよ...!✨
今回も芝生初心者の奮闘記、ということで温かく見守ってやってください。笑
そしてよければ、最後までご覧ください。
さて、今回のクイズはこちら!
Q. レンガ根止めにかかったコストは?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
思ったよりも楽しい...✨
芝刈りの悩み
いきなりですが、
みなさん、芝刈りって楽しいですか?
私としては、「始めると楽しいけど、始めるまでに踏ん切りがいる」っていう位置づけです。なので芝刈りはなるべく手間がかからないようにしたいんですよね...!
芝刈り機で全部やってしまいたい...!
という気持ちもあるんですね。
こちらの記事にも書きましたが、例えばブロック塀の際って芝刈り機では刈れなくて、バリカンなどが必要になってきます。
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電動バリカン、使ってみると際の仕上がりが全然違ってきますね。その点は大変満足しています。でも、芝刈り機でバーッとやれてしまった方が仕上がりもきれいになると思いますし、なにより楽だと思っています。( ´∀` )
何かいい案がないかなー、と頭を悩ませていたところ...。
こんな記事を発見✨
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(mappyさん、我が家の庭づくりでは大変お世話になっております...!)
読んでみると、「レンガを使って根止めをする」とのこと。
まあイメージとしては、壁沿いにレンガを敷きつめていく感じだと思います。
またQ&Aを読んでいるとこんな記載も。
花壇や玄関アプローチの基礎部分は3センチほど掘って、セメントを敷き詰めただけです。その上にレンガを並べていきました。
材料は、ホームセンターで普通にセメントとして売ってあったものです。下地は、セメントに粗めの砂を混ぜて作りました。
一方、目地はセメントを細かい砂で練って作りました。目地用の細いコテで丁寧に均して、後は古タオルではみ出た部分を丁寧に拭き取る。私の場合これで上手く行きました!
芝刈り機で刈れない部分は、レンガを敷き詰めるのがおすすめですが、高さは芝生が伸びた時の高さと並行がおすすめです。なので、芝生を植えた時はレンガの方が1センチから2センチ程度高めにしておきます。芝生が伸びてくるとほぼ平行になりますので、試してみてください。
目土を入れたり芝生が密集しだすと思いのほか、レンガの高さより芝生が伸びてきます。経験則では1センチから1.5センチくらいレンガが高い方が1年後にちょうどいいくらいになります。
こういうことまで書いてくださっているのは大変ありがたいです!✨( ..)φメモメモ
芝生の根止めとは
そもそも「根止め」とは何でしょうか?
私の理解では、芝生がそれ以上先に進んでいかないようにすることです。
芝生は横向きに匍匐茎(ランナー)を伸ばしていくことでさらに勢力を広げていきます。
なので、特に対策せずに放っておくとこんな感じで砂利の部分などに進出してきてしまうんですね....。
これが芝のランナー(匍匐根)の生命力ですよ…!
— ぽへ🔸住宅カンペ (@pohe_home) 2023年6月8日
芝の根切りはちゃんとやります💦 pic.twitter.com/pFZSBdIsct
そのために「根止め」というものを作ります。原理はシンプルで、匍匐茎が入ってこないように壁を作るイメージです。
根止めを作ることで、芝生が必要以上に広がらず、維持管理しやすくなる、というメリットがあります。
上記の方法は、「芝生が管理しやすいように根止めを作るし、その根止めをレンガで作ることで芝刈り機が走れるようになって際刈もできるようになるよ!」という方法です。
なんてすばらしいアイデアなんでしょう...!
なので、芝刈りの心理的ハードルを下げるためにも、今回こんな感じで「レンガ根止め」をDIYしました!✨
我ながら上手にできたのでは...?✨
以下、実際に私がやった作業を紹介していきます!
DIYの準備
まずは根止めDIYに必要な道具と資材を準備します。
今回のDIYで使った道具たちはこちら。
- ゴムハンマー
- スコップ(溝堀り用)
- メジャー
- 水平器
- インスタントセメント
- 端材
- 容器(セメント練り用)
- 移植ゴテ(セメント練り、目地用)
インスタントセメントについては、写真では小さいサイズにしていますが、こちらの大きめのサイズであれば598円でした。
一回り小さいサイズもあったので、まずは使い勝手などを見るために小さいサイズでやってみるのもありだと思います。
次に今回主役となるレンガです。
ホームセンターに行ってみると、カラーバリエーションなどいろいろあって悩みます。こんな感じで並べてみて、どんな雰囲気が良いか相談したりしました。
レンガは”赤レンガ”が一番安いのですが、我が家の雰囲気にはあまり合わなかったので、「パステルベージュ」をチョイスしました。
コストは?
今回の工事にかかった費用は約20,000円でした。
意外とレンガの数が必要で、最初に24個購入、その後40個、20個、25個と買い足していき、最終的には約110個必要でした。
ちなみに作業日数については、連日ではないにしても7-8日ほどかかりました。
単調作業ですが、レンガを一度に運べないのもあり、少しずつ進めていく形を取りました。
時間も体力もかかりましたが、2万円くらいで芝刈りが楽になるならお安いもんだ、というのが私たちの感覚でしたね。
DIY手順
準備が完了したら、作業に入ります。
作業工程としては、
- 溝を掘る
- 整地する
- レンガを敷く
- 目地を埋める
といった工程です。順を追って説明していきます!
作業動画
まずは今回の一連の作業を撮影したので、こんな感じなんだとみてみてください。
タイムラプスよりも、通常動画で撮るべきだったかもですが...💦笑
①溝堀り
まずは溝を掘ります。
レンガの幅に合わせてこんな感じで溝を作ります。
レンガ並べてみてもいい感じです。
レンガの厚みがだいたい5センチ、芝生の厚みが3センチくらいだったので、2センチほどレンガが高くなるようにして、溝を掘りました。
ちなみに私の場合は、
芝生を植える段階で溝は掘っておきました。
どこまで芝を敷くのかの目安にもなりますし、芝を踏みながらの作業は避けたかったので。
②整地
次に整地していきます。整地といってもたいそうなものではなく、掘ったところをなるべく平らに、かつしっかり固めておくことが重要です。
私の場合、掘ったところはレンガで簡単につき固めてました。また掘りすぎている部分もあったので、そこにはとっておいた土を戻したりして高さを合わせました。
こんな感じでレンガを並べた後、ゴムハンマーでたたいて、地面をしっかり固めておきました。
そうすればレンガの面に合わせてある程度平らにもなってくれますし...。
またセメントを練る前に、地面がある程度水平になっているかを端材と水平器で確認しておくと、その後の作業が少し楽になると思います。
この工程を端折ると、
- セメントを敷いたときに水平を一からとらないといけない(セメントが固まっていくので焦る)
- ゴムハンマーで調整するときにレンガが沈んでしまう(地面が柔らかいので沈む)
などのトラブルにもなるのでしっかり整地?しておきましょう!
③レンガ敷き
いよいよセメントを練ってレンガを敷いていきます。
インスタントセメントに水を加えてよく練り、ちょうどいい硬さにして溝に敷いていきます。レンガ同士に隙間があると、芝生が入り込んできやすくなるのでできる限り隙間なく並べていきましょう!
※今回の工事では「インスタントセメント」のみ使っています。我が家は「砂」などは使いませんでした。
インスタントセメントを使う場合、下地に砂を使うようですが、今回の場合、頻繁に踏むところでもないですし、作業工程を減らしたかったのもあり、インスタントセメントのみとしました。
セメントを敷いたらすぐにレンガを載せ、水平を合わせていきます。水平を合わせるときは「ゴムハンマー」でたたきます。
※通常のハンマーだとレンガが砕けるのでご注意ください。
またこの時、レンガ1つ1つの水平もですが、必ず隣のレンガとの水平も確認してください!
最終的には「レンガの列」がまっすぐになっている必要があり、例えばこんな状態だと芝刈り機がうまく走ってくれません💦
また隅の部分は、サイズぴったりになることはあまりないので、レンガをカットする必要が出てきます。
こういう時は、「レンガタガネ」を使ってレンガを割ります。
私も今回初めて使いましたが、結構簡単に割ることができました。何でもやってみるものですね。^^
④目地埋め
レンガ同士の隙間、目地を埋めていきます。
ほかの記事でも言われていますが、芝生は少しでも隙間があるとそこから侵入していきます。
なのでレンガを並べただけでは根止めとしてはまだ不十分なんですね、レンガ同士の隙間もセメントでしっかり埋めていきましょう!
水平をとりながらレンガを敷いたら、こんな感じで目地にセメントを入れていきます。
※今回は下地と同様、インスタントセメントのみ使っています。
参考にしたブログでは、下地は粗目の砂、目地には細かい砂を混ぜて作っていましたが、私がそんなことできるはずもなく...。^^;
先の細い「目地用鏝」などもあったりするのですが、私は持っていなかったので移植ゴテの側面で押し込んでいました。笑
仕上がりをこだわりたい方は「目地用鏝」をオススメします✨
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目地の中に押し込みながら、表面を均していきます。レンガの側面の目地も埋めるのを忘れずに。(この辺り夢中になりすぎて写真忘れてます💦)
あと重要なのが、最後の仕上げ。
はみ出したセメントはキッチンスポンジで取りました。
はみ出したセメントを軽くふき取った後、水分を含ませてさっとふき取ります。伸びて残っている場合は何度か繰り返すときれいになります✨
ちなみにはみ出したセメントはしっかり取り除いておかないと、ちょっと残念な仕上がりになってしまいますので、最後まで気を抜かずに...!
※目土入れ
あとこれは我が家だけかもしれませんが、レンガぎりぎりまで芝生を貼らなかったので、足りなかった部分には目土を入れました。
ここは芝生が生えていなかったので、レンガと目土の高さが同じくらいになるように入れました。
こんな感じでレンガ根止めをDIYしました✨
根止め完成!
こうしてレンガ根止めが完成しました!
仕上がりは?
では実際の仕上がりを見ていきます。
庭の外周ぐるっと完成したものを見ると、少し感慨深いものがあります。
時間はかかりましたが、けっこう満足いく出来になってよかったです。
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際刈はどうか?
また実用性の面でも、割と快適に芝刈り機が走ってくれています。
電動バリカンでしかできないところもありますが、確実に使用頻度は減りましたね。
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水平をきちんととっていれば、素人でもこれくらいの出来にはなるみたいでほっとしています。
庭に天然芝を植えている方、ぜひ一度検討してみてください。
皆さんの参考になれば幸いです!
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- 芝生には根止めをしっかりしておこう。
- レンガで根止めすればデザイン◎、芝刈り機で際刈もできちゃう!
- DIYでも20000円くらいでできるよ!
- 気軽に芝生を始めるなら事前準備が重要、ぜひ根止めも検討してみて!
以上です。
ちなみにクイズの答えは…!
A. 約20,000円!レンガが意外と必要でした...💦
でした~!
こんな記事も書いています。合わせてご覧ください。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように...◆