今回のテーマは「ウッドデッキ完成」です。
こんにちは。ぽへです◆
前々回の記事では、1社目の外構屋さんとの打ち合わせ内容と、耐久性に触れてきました。
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またこちらの記事では2社目との打ち合わせ内容やパースなども紹介しました。
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そして今回の記事では、とうとう完成した我が家のウッドデッキについて書きました!◆
久しぶりの天然木デッキなんでこちらも気合が入ります!🔥
頼もしい...!とっても楽しみです!
我が家のウッドデッキのパースとともにどんな感じにしたのか紹介します!
さて、今回のクイズはこちら!
Q. イタウバ採用時の注意点は?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
イタウバ、なんて素敵な仕上がりなんだ...!
どんなデッキを作るの?
まず私が目指すウッドデッキのパースがこちら!
ハードウッド(イタウバ)のデッキ。天板から束柱まですべて天然木です。天然木のイタウバ使用、イロハモミジの植栽のために丸く加工されたL字のデッキです!
ハードウッドの1種。
他のハードウッドと比べ油分が多く含まれており、30~40年ほど持つといわれています。ただし、油分の染みが強いので、黒墨や黒斑点など見た目がやや悪い部分もあります。
また既存の土間コンは、全部使ってしまうのではなく、一段降りて使えるようにとデザインも調整してくださいました!また植栽用に土間コンを一部はつって、砂利敷きして鉢を置けるようにします。
掃き出し窓前は出幅がW800、奥側の出幅がW1400くらいだったと思います。
あと何よりも毎年の塗装が不要、というのも大きなメリットでした。
ハードウッドでも色落ちはしてくるので、しばらく経って気になったら「キシラデコール」などで塗装するといいですよ。
とのアドバイスも。
塗装自体は苦ではないんですが、「やってもやらなくてもいい」というのがストレスフリーでいいよね、とパートナーと話していました。
「久しぶりのハードウッドデッキなんで職人たちも気合入れて頑張ってもらいますね、また実例としても紹介させていただいても?」
なんておっしゃってくれたので、頑張ってくれたんだと思います!
デッキ完成写真
こんなデッキができました✨✨
うーん、本当に素敵!✨
私たちがやりたかったことをすべて詰め込んだデッキができました。
もう何回見てもテンション上がりますよ、これ。
耐久性の高いハードウッドに加えて、縁側のようにも上がれるようにも使えるL字型と、デッキの中から覗く植栽にこだわりました。
夏にはプールにBBQ、秋には紅葉を見ながら本を読み、冬は手軽にアウトドアできるような、自然いっぱいの空間を目指しました!
ちなみに5月の連休前と比べると、芝生も植えたし、ウッドデッキもできたしで窓からの景色が本当に激変しました✨
2週間ほどで芝生、ウッドデッキとここまで変わりました☺️✨
— ぽへ🔸住宅カンペ (@pohe_home) 2023年5月18日
庭づくり、いいですよ…! https://t.co/ZG3HDdpYOK pic.twitter.com/AJKyA3D3Rf
芝植えに関してはこちらに書きました。
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デッキ工事の流れ
我が家の工事が実際にどんな工程で進んだのか、紹介します。
工事は2日間に分かれて行われました。
1日目:土間コン工事 ➡ 植栽
2日目:土台 ➡ 天板(完工)
また連日ではなく、1週間ほど間が空いての工事でした。
① 土間コン工事→植栽
我が家の工事では、先行して植栽が到着しました。
H2000のイロハモミジ、いったいどんな感じになるのでしょうか...!
うーん、一気に庭が華やぎました✨
わ、緑があるって、いいものだねえ...✨
また作ってもらったパースとも比較してみます。
ほうほう、いい感じの樹形になっているのではないでしょうか。
今回イロハモミジを上記パースのように植えるにあたり、「地植え」をご提案いただきました。
ただいろいろな理由があって今回は「鉢植え」にしたのですが、いずれにせよ植栽の植え込み部分を砂利に、ひいては既存の土間コンを一部くりぬく必要がありました。
え、土間コンってくりぬけるの...?
って思っていたのですが、こんな感じで土間コンを切るみたいです。
※音量にご注意ください※
ノコギリのようなもので切り込みを入れてから、少しずつ斫っていき...
最終的にはこんな感じで地面が見えるようになっていました。
ここに砂利を入れて植栽の準備は完了です。
実際に植えていただき、剪定までしていただけました✨
ただ若木でまだ幹などがしっかりしていないようで、工事のお兄さんがわざわざ近くのホームセンターに行って支持棒を買ってきてくれました。
半年くらいはつけておいてほしい、とのことでした。
本当にありがとうございます!もうこれだけでも大満足です笑
② 土台敷き
ここから2日目の工事になります。
まずはデッキの土台を作っていきます。
我が家はイタウバのデッキなので、土台もイタウバです。こんな感じで丁寧に土台を作ってくれています。
ちなみに既存の土間コンから少しはみ出る形のデッキにしたため、芝生を一部はがして基礎を入れてもらいました。
土台の写真がこちら。きれいに作ってもらえたと思います!✨
植栽周りの土台の置き方ってこんな感じになるんですね。
ここからどうやって丸く仕上げていくのか楽しみです。
朝からいい天気で作業頑張ってくれてはったので、10時にお茶とセブンのカレーパンを差し入れしました!🙆♀️
③ 板張り
休憩も終わったらしく、午後の作業が始まりました。
建物側から板を張っていきます。少しずつ完成に近づいてきていますね!✨
板張り途中経過は外から見るとこんな感じでした。
もうすでに縁側的な部分は出来上がってきてますね、早く座りたいです。
ほんとすごい丁寧に土台組んでくれてる〜!
そして張り終わった天板の様子がこちら。
はい、サイコー!めっちゃ建物と合いそうな気が...!
この木目、たまりませんね✨
天然木なので板同士は少し余裕を持たせてあるみたいです。
色村がまたいい味出してくれています。天然木にこだわってよかったポイントですね。
天面にビス?が出ないように揃えて打ってくれていますし、何といっても足触りが最高。隙あらば外に出たい。
ただし。
板によっては、けっこう表面の毛羽立ちが気になるところありました。これはイタウバの特性というか、天然木ってそんなもんなんでしょうかね🤔
1ヶ所、完全にめっちゃトゲ立ってるところあったのでそこはハサミでカットしました。
ささくれなどへの対策について聞いてみたところ、
メンテナンスに関しましては、板目方向に紙やすりで軽くこするようにしてやってください。
とのことでした。
今はこの触感を楽しみつつ、時期が来たら塗装と併せてメンテナンスしようと思います。
そしてポイントになっていた「くりぬき穴」。
くりぬきの丸の大きさも、設計したサイズ(φ800)だと鉢よりだいぶ大きくて、子供が落ちたら危ないからと、ひとまわり小さくしてくれました。
娘も部屋の中からニコニコしていて、赤ちゃんに優しいおじちゃん3人でした☺️
実際はどうなったかというと...。
おおー!ちょうどいい大きさにしてくれてはる!
これなら子供が落ちる心配もなさそうです(^▽^)
こちらの植栽部分は四角形上に土台を組んで、強度を出しているようでした。
鉢植え周りの様子はこんな感じです。
④完工
そして完成したデッキがこちら!
我が家がめっちゃ素敵になってる...!✨
これは工事をお願いした外構業者さんがとってくださったんですが、めちゃめちゃ素敵ですぐにお礼の電話を。
先方もここまで喜んでもらえたならよかったですと。本当にここにお願いしてよかった...。
使ってみてどう?
もうね、毎朝カーテン開けてウッドデッキ見てニヤニヤしています笑
その他の写真はこちら。
ウッドデッキが素敵すぎてつい写真撮ってしまう…!✨
— ぽへ🔸住宅カンペ (@pohe_home) 2023年5月21日
室内から。
ブラインド越しや二階吹き抜けからも…☺️ pic.twitter.com/MbffdBI61j
注意点
①外観
これは別日のデッキ写真ですが、少し色味は落ち着いています。(光の加減かもしれませんが...)
また上述したとおり、ところどころに黒斑が見られます。
気になる方は気になるのかもしれません。ただこれも油分が多いことが原因のようなので、耐久性のことも考えると、イタウバいいな、と思います。
雨の日だとこんな感じで随分と表情が変わりますね。
あとハードウッドなので、雨にぬれても心に余裕があるのはおおきいですね!(杉板だったらめっちゃテンパるか、と聞かれるとそうでもない気はしますが笑)
②樹液汚れ
雨の日の翌日などにデッキの下を見てみると、油のようなものが落ちてます。
これはハードウッドの樹液汚れらしいです。(私は打ち合わせの段階でこのようなことが起こると説明を受けています)
なので樹液が抜けきるまでは、デッキ下に物を置かないようにするほうがいいかと思います。
ある程度のスペースにはなるので、例えばアウトドア用品とか置きたくなるのもわかりますが、初期は避けたほうが無難ですね💦
調べてみるとこの汚れは中性洗剤で落とす事が出来るようです。
③表面温度
あとはよく言われる「表面温度」ですが、意外と暑かったですよ?
芝生+天然木なので照り返しなどはあんまりないですし、まだ5月ですが、ウッドデッキで食事するととにかく「暑い」。特に直射日光がしんどいですね。
また天然木は樹脂製に比べて温度が上がりにくい、といわれたりするようですが、実際サーモカメラで見てみると、
昼前の時点で50℃弱。
いくら天然木とはいえ、日差しを受け続ければ温度は上がっていきます。一方で、植栽で日陰になっている場所は10℃くらい低い温度となっています。
日差しはしっかりカットできるように、日射遮蔽はよく考えておくことをオススメします。
ちなみにこの時の室内床温度と室内外気温がこちら。
まだ夏本番でもないのにここまで表面が熱くなるのは驚きでした。
ただし数値ほど熱く感じないのは、天然木の凹凸などが接地面積を減らしてるからかな、なんて思ってみたりします。
まあ最後にいろいろ書きましたが、いつもカンペなどでも言っている通り、
「デメリットまで理解したうえで採用を決める」ようにしてくださいね!
それを考えても、天然木デッキはいいですよ!
以上です。
これから外構を考える方、ウッドデッキを検討中の方の参考になれば幸いです。
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- イタウバは油分が多くて長持ち!やや見た目で気になる点があるかも。
- 質感などを優先するのであれば、ハードウッドはメンテナンスを考えると、多少高くてもおすすめ!初期コストとトータルコストの考え方を忘れずにね!
- 樹液汚れや温度上がることは知っておこう。
- 日射遮蔽については必ず検討しておいてね!
以上です。
ちなみにクイズの答えは…!
A. ①黒斑、②樹液汚れ!
でした~!
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように...◆