今回のテーマは「基礎工事」です。
こんにちは。ぽへです◆
今回は基礎工事の進み具合を見ていきたいと思います!◆
さて、地鎮祭も終わりましたし、次にお会いするのは上棟ですね!
いやいや、基礎工事があるでしょうよ。楽しみ半分、心配半分で見に行くっていうのにのんきなもんだな…。
こんな営業は放っておいて、ガンガン我が家の工事の様子を見に行きました!
我が家の基礎工事を写真たっぷりで紹介していきます、よければ参考までにご覧ください。
(こうやって見てみると、よく足を運んだものだとしみじみしている午前5時半…)
さて、今回のクイズはこちら!
Q. 生コン打設前後のチェックポイントは?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
基礎ができていくのは見ていてワクワクしますね!
住宅カンペ
今回参考にするカンペはこちら!基礎工事の流れや用語は知っておいて損はないですよ!
基礎工事の流れ
①地縄張り
(着工0日目)
地鎮祭の時点で、地縄が張られていると思います。ここに家が建ちますよー、ってことですね。
いろんな施主さんのつぶやきなどを見てみても、思っていたよりも狭く見える「地縄マジック」があるみたいですね…。
私たちもすごく小さく感じました!
②掘削
(着工3日目)
基礎の形状に合わせて、土を掘り起こしていきます。
この時点で土地もだいぶ綺麗になりました。^^
地縄の時よりも立体的になってきたような…?
ここで基礎の形がよりはっきりしてきますね。
③砕石敷/転圧
(着工8日目)
重機を使って砕石を敷いて転圧をします。
砕石を転圧する(機械などで踏み固める)事で、土よりも固い状態になります。また地盤の強さを均すことで基礎コンクリートの安定性を高めることが目的です!
ショベルカーだ!子供と一緒に見れたら喜んでくれてたかもしれないですね。^^
この作業で基礎が一気に形作られてきます。
④防湿シート/捨てコン
(着工12日目)
転圧した地盤の上に防湿シートを敷いていきます。防湿シート同士をしっかり重ねて、テープで留めて完成です。
基礎コンクリートの下の部分にあたりますので、基礎ができてしまうともう見ることも治すこともできません。その前にしっかり見ておきたいですね。^^
ちなみに防湿シートは、
①地面からの湿気を防ぐ
②物理的に白アリの侵入を防ぐ、といった目的で施工されるようです。
また「捨てコン」とは、下の写真で言うとシートの周りに施工されているコンクリートです。
①基礎外周部分の立ち上がり基礎の土台となる、
②防水シートを抑える、といった役目があります。
え、めっちゃきれいな施工なのでは…?
(この日は都合がつかず、現場監督さんが写真を撮っておいてくれました!)
防湿シートは交換できないので、新築時の施工が非常に重要です。
- シートに破れた箇所はないか?
- 十分な重ねしろがあるか?
などはしっかり確認して、不備があるようでしたら現場監督に対応をお願いしましょう!
※防蟻シートの「ターミダンシート」や「アリダンシート」もこのタイミングでの施工になると思うよ!(うちは採用できませんでした…)
⑤基礎配筋
(着工16日目)
基礎のコンクリートの骨格となる配筋を組んでいきます!
ますます基礎が形になってきて、見るたびにテンションが上がっていたのが懐かしい!
きれいですねー!^^
(着工19日目)
基礎配筋には「太さ」「間隔(ピッチ)」「重ね幅」などの決まりがあります。
基本は現場監督が測ってくれて報告してくれるものだと思うんだけど(実際我が家はそのパターンでした)、気になる方はメジャーなどを持って行って測ってみるもいいかもしれません。
(その場合は現場監督さんに連絡を忘れずに!)
ちなみに計測は現場監督さんがやってくれました!^^
また人通口などの開口部は補強が必要みたいです。
我が家は「開口補強」と記載があったのでされていると信じています…!
スペーサーも樹脂製なので問題なし!^^
⑥生コン打設
(着工26日目)
配筋検査も完了したらいよいよ「打設」に入っていきます。
コンクリートを流し込んでいくのですが、流れて行ってしまわないように「型枠」を組んでから流し込んでいきます。
うちの場合は、まずはスラブ面(底面)を打設したあと、立ち上がり部分を打設する、という工程でした。
(着工28日目)
そして何日か「養生」して…
(着工36日目)
基礎が出来上がったあとに、玄関やポーチの土間部分をコンクリートで埋めていく工程に入ります。
(着工43日目)
きれいな基礎ができています!
(ここ、シャッターチャンスです!)
個人的には、基礎の状態の時が、いちばん家が小さく見えた気がします。
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※生コン打設前後のチェックポイント※
基礎ができてきていよいよだ、という気持ちになってきますが、生コン打設は住宅の耐久性などに大きくかかわってくる要素が何点かある重要な工程です。
打設時に何点か確認しておきたいポイントがあるので一緒に見ていきましょう!
1.アンカーボルト
基礎と土台をつなぐ留め具です。我が家では長いのと短いのがありました。
これが斜めになっていないかは個人的には確認しておきたいところ…。
素人目にはキレイに施工されているのでは…?
(几帳面な方はボルトが少しずれているのが気になるかもしれませんが…)
うちの工務店さん、本当に仕事が丁寧でありがたいです…!^^
2.玄関土間の断熱
特に「床断熱」の方は注意してください!
基礎の枠ができてから玄関やポーチ部分はコンクリートで埋めていくのですが、その前に断熱材がちゃんと施工されているか確認しましょう!
私は見に行くのをすっかり忘れてました笑^^;
後日、現場監督さんから送られてきた写真を見てみると…!
玄関土間断熱キタ----(°∀° )----!!!!
我が家ではミラノフォーム50mmが基礎内周囲に施工されていました。
(※スラブ面は施工していません)
また玄関土間の納まりの都合上、天面より少し下での施工となりました。上げてしまうと、玄関土間の周囲が少し狭くなると説明され、妻がそれは嫌だ、とのことだったので。
ある程度の熱橋はしょうがないです…。
詳しくはこちらのカンペも見てね!
3.コンクリート強度
現場監督にお願いして「生コン伝票」をもらいましょう!
ここには実際にどれくらいの強度でコンクリートを流し込んだのか(呼び強度)、が記載されています。
呼び強度は「24」以上であれば問題ないかと思います。^^
これらは打設してからでは変えられないので、気になる方は事前に現場監督に確認をしておくことをオススメします!
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(着工51日目)
そうしてしばらく養生すると…
きれいな基礎が完成します!!
うーん、一部ジャンカ(※)っぽい空洞?隙間?が見られますがこれは許容範囲なのか…?それともこれはジャンカとまではいかない…?(それならいいのですが!)
継ぎ目は割ときれいに仕上がっているようなのでうれしいです。^^
(※)「ジャンカ」とは、骨材(砂利)が基礎コンクリートの一部に集まって空隙になった部分のことです。コンクリートはアルカリ性なので内部の鉄筋は腐食しませんが、ジャンカが発生するとCO2や水に対する耐久力が失われ、コンクリートが中性化して鉄筋に錆が生じるようです。
⑦配管工事
(着工51日目)
ここは詳しく見れなかったのですが、ちっちゃいかわいいショベルカーが基礎の周りを掘っていました。
このタイミングで初めて現場の方にお会いすることができました^^♪
★おまけ★
(着工51日目)
現場監督さんから土間断熱の施工写真が送られてきましたが、やっぱり自分の目で確かめないと気が済まない私。
断熱材の様子を見たいと思い立つも、断熱材はすでにコンクリートの中。そこでFLIRでサーモ画像を撮ることで断熱材を確認できるのでは、と閃いて撮ってみたのですが…
これでは断熱材の有無は判別できませんでした…。^^;
(空気だけよりはコンクリの方が暖かい…ということ?)
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- せっかくの家づくり、ぜひ見に行ってみよう!
- 現場に入るときは必ず監督さんに連絡を!
- 工事が気になるけど見に行けない、という方は監督さんに相談してみよう!写真を撮っておいてくれるはずだよ!
- 基礎作りはやり直しが効かないので、配筋や断熱材、コンクリート強度などは事前に確認しておこう!
以上です。
ちなみにクイズの答えは…!
A. アンカーボルト、玄関土間断熱、コンクリート強度の3つ!
でした~!
次回は「土台編」!
うちの床断熱施工の様子をお届けする予定です!^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように...◆