こんにちは。ぽへです◆
今回のテーマは「エアコン」です。
まだ着工もしていない私が、新居に向けてエアコンについていろいろ勉強したので備忘録として記事にしておきます。
さて、今回のクイズはこちら!
Q. 「サーモオフ」ってなんでしょう?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
エアコンのオーバースペックには十分注意しましょう!
住宅カンペ(Vol.27「エアコン」)
今回取り上げる住宅カンペはこちら。エアコンを選ぶ際に見てもらいたいポイントをまとめてますのでぜひ参考にしてみてください!
ぽへのエアコンに対する考え
巷では「全館空調」「Z空調」などが有名ですが、私は新居では「F式全館冷房」の運用を検討しています!
私は、必要以上にエアコンを設置したり、過剰なスペックのエアコンを購入することなく、家全体を快適にしたい!というように考えています。
その中でも、核となっているのが「F式全館冷房」ですね。次からはF式を構成するいくつかの要素についてお話していきます。
F式全館冷房ってなんだ?
F式全館冷房とは、フエッピーさんという方が発案した、
『通常のエアコン1台で家全体を均一に除湿する』というものです。
※住宅の間取りなどによっては、補助的に2台活用するケースもあるようです。
私はまだ実践もしていない超☆初心者ですが、「F式全館冷房」は以下のように理解しています。
この他にも、居室のドアは基本開放しておくなど、いろいろと条件はありますが、今回は住宅を考える上で重要な要素についてまとめています。
私はTwitterで色々と勉強していた時に、皆様からフエッピーさんのことを教えていただき、ブログにたどり着きました。
今まさに家を立てている方、これから家を建てようとしている方は、ぜひ一度ご連いただくことをおすすめします!
F式全館冷房のことはもちろん、断熱など住宅の性能についても色々と考えをまとめてくださっているので、住宅の勉強をするにはうってつけだと思います。
また上述のとおり、F式全館冷房には住宅の性能だけでなく、間取りも重要になってきます。例えばエアコンの周りにスペースがないと、うまく冷えてくれないケースなどもあるみたいです。
そこで私は、間取り相談の時点で「2階ホール」を採用しました。
最初に出してもらった間取りにはバルコニーがあったのですが、バルコニーを削って室内にし、ホールにしました!一見すると無駄なスペースのように感じられるかもしれませんが、畳敷きにしてごろ寝スペースなんかにするのもいいのではととても楽しみな空間です!◆(バルコニーを削った理由はまた別の記事にて…)
ここならエアコン前に空間があるのでサーモオフしにくくなったと思いますし、冷気が全部1階に落ちてしまうこともないかと思います。
(※サーモオフ:室内の温度が設定温度に達すると室外機が停止する動作のこと。エアコン周りだけ冷えてしまうと冷房が止まってしまい冷房の効きが悪くなるよ!)
※いつもTwitterで参考にさせていただいている、 とりさん のこちらの記事も参考にさせていただきました◆
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
再熱除湿とは?
『温度を下げずに湿度を下げる』という除湿方法です。
みなさんは、梅雨などの時期に、ムシムシするのは嫌だけど、除湿すると室温が下がって寒いから結局ジメジメしたままに...!なんて経験はありませんか?
通常の除湿運転の場合、取り込んだ空気を冷やして結露させて湿度を下げるので、除湿するとともに部屋の温度も下がってしまいます。これが梅雨の時期の「寒さ」の原因なんですね。
再熱除湿運転の場合、冷やして結露させるまでは一緒なのですが、そのあとに「再熱」、つまりもう一度空気を温めてから噴出しているんですね。
そうすることで、室温を下げることなく除湿することができる、梅雨などの時期に重宝される機能なんです!
参考:住宅カンペVol.17「除湿」
こちらの住宅カンペも参考にしてみてください!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
日射遮蔽(にっしゃしゃへい)とは?
『シェードや簾などで室内への日射を遮ること』です。
夏場は気温はもちろんですが、窓から侵入する日射も室温上昇の大きな要因となっています。それらを防ぐことで、冷房の効きが良くなると全館冷房をしやすくなる、と言ってところでしょうか。
参考:住宅カンペVol.4「日射取得・日射遮蔽」
こちらの住宅カンペも参考にしてみてください!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
このようなことを考えた上で、全館空調に必要なスペックを考えていきたいと思っています。
注意点
ただしF式全館冷房ですが、絶対に成功するというものではありません。
間取りによってはリビングや寝室が十分に涼しくならなかったり、また上述したサーモオフが発生してしまうケースもあるかと思います。またエアコン一台で運用する最大のデメリットは「故障」だと思います。
そのようなケースに備えて、必ずサブとなるエアコンを設置しておくのがいいと思います。また各居室にもエアコン用の電源とスリーブは準備しておくのがいいのではないでしょうか…。
(特に子供部屋などは悩ましいですね…。基本はエアコン一台で行きたいのですが、大きくなった時に自分の部屋にもほしい、と言われる気がしてなりません。^^;)
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- エアコン検討するなら「F式全館冷房」もぜひ検討を!
- 冷房は住宅面と冷房性能面の両方から考える!エアコンの性能だけ見ててもよい冷房生活は難しい!
- エアコンは「再熱除湿」がある機種を!
F式を勉強していて感じたことは、冷房はエアコンの性能ではなく、住宅の性能や間取り、そして住まい手の努力によって決まってくる、という点です。
ここは冷房以外にも通じるところがありますので、今後の住まいを常に意識しながら家づくりを楽しんでいきたいと思います!◆
次回の記事では、
「じゃあエアコンはどれを選ぶのか?」という記事を書こうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
最後に、クイズの答えは…!
A. エアコン周囲の温度が下がって冷房が止まり、冷房効率が落ちること!
でした~!
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように◆