今回のテーマは「アフター工事 ②」です。
こんにちは。ぽへです◆
今回の記事は、アフター工事に関する記事第2弾です!◆
※前回の記事はこちらをご覧ください!
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屋根裏の音鳴りの原因わからないんですよね…。^^;
監督さんでわからないんならしょうがない!試行錯誤してやってみましょう!
2ヶ月点検の追加工事について書いています、よければ最後までご覧ください。
さて、今回のクイズはこちら!
Q. 我が家の屋根裏、束柱の含水率はどれくらいだったでしょう?
この記事を読めばきっと答えられると思いますので、ぜひ探してみてください!◆
音鳴りの原因、探しています!◆
Pick up!
我が家の点検項目
さて、前回の記事でも書いたとおりですが、私たちがお願いした点検項目は以下のとおりです。
今回は下2点について対応していただいたのでそちらの様子をアップしていきます。
洗面の換気扇
現状
我が家の洗面の換気扇は、よく見るダクトレス第3種換気です。
排気量的にも特段問題ないのですが、キッチンのレンジフード回した時に逆流してきていました。
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〈レンジフードON時の様子〉
対応内容
今回の修繕で対応していただいた内容はこちら。
電動気密シャッター付き換気口(FY-08PFE9D)に変更していただきました。
これは我が家のトイレについている換気扇と同様のものです。
これでレンジフードを使うときは、ここの電源を切れば逆流は防げそうです。
(洗面ーキッチンがとなりとはいえ、レンジ使うときに毎回切りに行くなんてことしないかもしれませんが…。^^;)
また閉めておけば外気をシャットアウトできるので、冬場は換気経路を洗面以外から排気できるようにすれば、ここの逆流を完全になくすことも可能だと思っています。
(レンジフードに24時間換気モードがあるのでそれ使う、とか。)
作業内容
現状の換気口を外して、気密シャッター付きの換気口に交換します。
所要時間としては10分程度でした。
また費用は 22,000円!(税込)
それではさっそく、気密シャッターの効果を検証してみます!
(レンジフード"中"で運転しています)
サムネで一目瞭然ですが…
逆流してるー!!
動画の途中で換気扇をOFFにしているのですが、そうなると逆流は少し弱まるので気密シャッターの意味はありそうですね。(※逆流はしている)
逆流がなくなると期待して記事を書いていたのですが…なくなりませんでした^^;
逆流対策は?
こうならないためにも、第3種換気を採用する場合は、以下の対策をしておくことをおすすめします!
- 給排気同時レンジフードを採用する
- 差圧給気口を設ける
- 窓を開ける
いずれも、「排気した分を適切に給気する」ことを目的としています。
① 給排気同時レンジフード
「排気」と「給気」を同時に行えるレンジフードを採用することで、過換気を防ぎます。
ただどうしても排気が優勢になりやすいようなので、これだけで完全に解決しないケースもあることには注意してください。
② 差圧給気口
室内の負圧を感知して開く給気口です。
通常は閉じているので、特別な操作が不要なのも嬉しいポイントですね。
ただレンジフードから離れすぎると、せっかく空調された空気が排気されてしまうので、レンジフード近くに設けて、外気をそのまま排気させる(ショートサーキットさせる)ようにするといいようです。
③ 窓を開ける
差圧式給気口と原理は一緒です。手動なので少し手間かもしれませんが、ほかの方法よりもコストは抑えられます。
我が家は上記2つを採用しなかったので、隣接するパントリー内に縦辷り窓を採用しています。
ただこれ、結局開けないです。。゚∵・(ノД`)∵゚。
特に夏場は、虫が嫌ですね。山際の立地なので、虫が多いこと多いこと。
網戸がついているとはいえ、一度開けてから網戸を閉める、という手順なのでどうしても虫が入ってきやすいですし…。
ドレーキップ窓にすればよかったとつくづく後悔しています。
(ドレーキップ窓は、窓の外側に網戸がついています!)
屋根裏の音鳴り
入居してからずっと続いている音鳴り、監督さんも潜ってみてみないと、ということでお越しいただきました。
アパートで上の階の住人が地団駄を踏んだような「ドンッッ」という音が、吹抜けの天井あたりから1日2~3回なっているような状況です。
解決するかはわかりませんが、いざ屋根裏。
我が家の屋根裏はこんな感じでした。
きれいなツートンカラーですね^^
対応内容
音が鳴っているのは吹き抜けあたりなのですが、吹き抜けには屋根裏空間がなく、天井点検口からはいけないとのことで調査を断念。
代わりにその周辺を見ていただいたところ、監督さんからこんなコメント。
隙間から外気が入ってきている箇所があります…!
…ええ!?
なんでも、部屋の角の部分で、間柱とのあいだの隙間がウレタンが十分にできていない様子、とのこと。
吹付けの業者さんは丁寧にしてくださったのですが、どうしても吹付けが届かない隙間はあるようです。
気密測定時にも多分、穴は開いてたんだろうな…。
測定結果の「n値」、気になってたんですよ…。
n = 1.92 って、どこかに穴があるんだろうな、とは思っていました。
今回の点検でここは埋めていただけたので、もしかしたらもう少し気密は良くなっているかもしれません。^^
また事前に含水率も気になっている、ということを伝え、屋根の構造部材の含水率も測定していただきました。
測定してみます…
結果は 問題なし!
気になっていたグリーン材の乾燥度合いもOKでした!
(含水率についてはこちらに記事にしています、Pick upカンペと一緒にご覧ください!)
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今回の音鳴りの原因は個人的には木材の乾燥も悪さしているのでは?と思っていたので、そこは問題ないとなると、ますます謎は深まるばかり…?
今回の調査では原因がつかめず。
監督さんが言うには、「外気の流入が悪さしているかも?」とのことで天井点検口をしばらく開けて様子を見てみることに。
アクアフォームのケミカル臭が結構きついですね…。
換気をバンバンしていても臭いがきつすぎて寝室ではとてもねられません。><
今後どうなる?
とりあえずは様子見のようです。
修正していただいてから1ヶ月ほどたちますが、
音鳴りの頻度は減ったような…?音も心なしか小さくなっているような気がします。
外気が悪さしている、屋根裏の空気が流れていないのが要因かも、とのことでもし改善しないようであれば「天井ガラリ」も検討する方針になりそうです。
(屋根裏部分も空気を動かして、音鳴りを解消できないか、という方針です)
天井ガラリは個人的にはやってみたいと思っていたので、思わぬ形ですが実現できそうでワクワクしています。(o^^o)
(2階のエアコン上にガラリをつけて、屋根裏まで除湿したいのだ…!)
所感
今回の対応については、大変満足しております。
完全に解決したわけではないですが、生活環境の改善に向けて、できる範囲での最善を提案してくださったこと、課題解決に向けご尽力いただいたことには大変感謝しております。
ただ今回の「換気扇の逆流」といったケースを、私への対応だけで終わらせるのではなく、今後の施主の皆様の糧になるように、ぜひ共有・改善を進めていただきたいと思っています。
(高断熱・高気密に取り組むとおっしゃっているのであればなおのこと…!)
ただ高気密にするのではなく、その家の施主が住みやすい家を、サブライムホームにはもっと作っていってほしいですし、そのために私たちも積極的に情報提供をしていきたいと思っています。
また施主のみなさんも、点検時に気になることがあればぜひ積極的に確認して、自分なりに住みやすい環境を作って言っていただければと思います!◆
まとめ
それでは今回の記事をまとめます!
- 今回の改善は「気密換気口」!ダクトレス第3種換気の方は特に注意してね!
- 気密シャッターでも外気の逆流はあるよ!レンジフードによる負圧への対策はしておこう!
- 音が鳴るのは木材の乾燥以外にもあるみたい!今後追究していきます!
以上です。
ちなみにクイズの答えは…!
A. 約11%!夏の除湿が効いたのかな...?
でした~!
こんな記事も書いています。合わせてご覧ください。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
◆皆さんが素敵なおうちを建てられますように...◆